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ハイドロゲルの開発技術〜基礎をメインに、医用・化粧品への応用例もご紹介〜
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂技術 医薬品技術 化粧品・医薬部外品技術 |
開催エリア | 神奈川県 |
開催場所 | 【川崎市幸区】川崎市産業振興会館 |
交通 | 【JR】川崎駅 【京急】京急川崎駅 |
講師
東京大学 大学院医学系研究科 准教授 工学博士 伊藤 大知 先生
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講座のポイント
ハイドロゲルは、水を含んだ架橋高分子材料です。多糖類やタンパク質などの天然物やPEGなどの合成高分子を用いた、様々な機能性ハイドロゲルが開発されています。含水率が高いという性質から、一般的に生体適合性が非常に高い材料が多いのが特徴です。ハイドロゲル中の膨潤・分解、界面での接着性、バルクの硬さや柔らか・伸び、反応や温度変化・溶解等による液体や固体からのゲルの形成、ゲル中の移動物性、生体適合性など、様々な性質を踏まえて、適材適所で材料を設計することで、医療、化粧品、食品、ヘルスケア産業など、生体が関わる分野でますます重要性を増しています。本講座ではハイドロゲルの基礎から応用までをコンパクトにご紹介します。
■受講後、習得できること
・ハイドロゲルの基礎
・バイオマテリアルの基礎
・医療機器や再生医療への応用
・DDSへの応用
・化粧品・食品での応用
■講演中のキーワード
・ハイドロゲル
・DDS
・再生医療
・混合と乾燥
・乳化と塗布
セミナー内容
1.ハイドロゲルの基礎
1-1 ハイドロゲルとは
1-2 骨格ポリマー
1-2-1 合成高分子: PEG、アクリル酸酸 など
1-2-2 多糖類: ヒアルロン酸、アルギン酸、セルロース誘導体、キサンタンガム、ジェランガム、カラギーナン、プルラン、ペクチン など
1-2-3 タンパク質・ペプチド・DNA: ゼラチン、コラーゲン、アルブミンなど
1-3 架橋反応
1-3-1 化学ゲル:有機合成反応 (in situ架橋、光反応)
1-3-2 化学ゲル:酵素反応
1-3-3 物理ゲル:イオン架橋
1-3-4 物理ゲル:温度変化
1-3-5 物理ゲル:その他
2.ハイドロゲルの作製と形状制御
2-1 2液混合とスタティックミキサー
2-2 微粒化:アトマイザーとエレクトロスプレー
2-3 微粒化:膜乳化
2-4 乾燥多孔化:凍結乾燥
2-5 微粒化:スプレードライ
2-6 表面処理:グラフト重合とコーティング
2-7 微細加工:バイオプリンティング
3.ハイドロゲルの性質
3-1 粘度: 溶液の性質
3-2 ヤング率、剛性率、破断ひずみ: 固体の性質
3-3 粘弾性
3-4 膨潤・分解
3-5 乾燥時の濡れ性: 接触角
3-6 接着性
3-7 拡散性: 薬物の移動など
3-8 生体適合性
4.医療への応用
4-1 止血剤
4-2 癒着防止材
4-3 再生医療の足場材料
4-4 DDS担体
5.食品や化粧品への応用
5-1 Shear-thinningとShear-thickening
5-1 化粧品:クリーム
5-2 食品:嚥下
質疑応答