高分子重合反応機構と構造制御,設計の考え方

“重合メカニズム” から
“官能基と添加剤･活性種との反応性” まで
高分子重合反応を１日ですっきり理解！

セミナー講師

近畿大学　理工学部　応用化学科　教授　博士（工学）　須藤 篤 氏

セミナー受講料

1名につき 50,000円（消費税抜、昼食・資料付）
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕

セミナー趣旨

目的の高分子を効率よく得るためには、それぞれのモノマーの性質を理解し、それぞれのモノマーに適した重合法を選択する必要があります。そのための指針や、各重合法の特徴を理解する上でのポイントを提示します。

習得できる知識

１．ビニルモノマーの付加重合、それぞれのモノマーに適した重合法（ラジカル・カチオン・アニオン・配位）
２．開環重合
３．重付加、重縮合、付加縮合
４．リビング重合

セミナープログラム

1　高分子合成の概要
　1.1　歴史　
　1.2　合成高分子と天然高分子
　1.3　分子量分布

２．連鎖重合（1）付加重合　～ビニルモノマーの重合性を決めるものは何か？～
　2.1　ラジカル重合
　2.2　カチオン重合・アニオン重合
　2.3　配位重合　　

３．連鎖重合（2）開環重合　～エポキシド・ラクトン・ラクタム・その他～　　

４．逐次重合　～基本となる反応の理解にむけて～
　4.1　重付加　
　　1)　ポリウレタンとその類縁体の合成
　　2)　エポキシドの利用　　
　4.2　重縮合
　　1)　ポリエステル・ポリアミド・ポリカーボナートの合成
　　2)　エンジニアリングプラスチック・スーパーエンジニアリングプラスチックの合成
　4.3　付加縮合　～フェノール樹脂の合成～

５．高分子の反応　

６．リビング重合　～重合制御の仕組みと活用法～
　6.1　イオン重合の制御
　6.2　ラジカル重合の制御

【質疑応答】