全固体電池、ナトリウムイオン電池に係る危険物輸送規制動向と求められる要件
★ポストリチウム電池の輸送! 出荷停止、再試験によるコスト増、法規違反を防ぐための輸送規制とUN38.3の考え方
日時
【Live配信】2026年6月17日(水) 10:00~12:00
【アーカイブ(録画)配信】 2026年6月26日まで受付(視聴期間:6月26日~7月6日まで)
セミナー趣旨
2021年に中国最大の電池メーカであるCATL(寧徳時代)からナトリウムイオン電池の製品が発表された。また、2022年にはリチウムイオン電池と組み合わせたハイブリッド電池の製品化が発表されている。これらの新電池系に適用される国際危険物輸送規則は2023年、2025年の国連モデル規則で国連番号、品名が新設されたが、製品化の発表が輸送規則制定に先行した事例と言える。全固体電池、ナトリウムイオン電池など今後出現する新電池系と電池輸送規則の関係を理解するため事例研究として解説するとともに、電池輸送規則の動向の理解への一助となれば幸いである。
習得できる知識
ナトリウムイオン電池及びハイブリッド電池(リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池を組み合わせた蓄電システム)並びに全固体電池を含めたリチウムイオン電池の危険物輸送規則の改正動向と概要を解説します。
セミナープログラム
1.電動車両の普及と駆動用電池
1.1 ニッケル水素電池
1.2 リチウムイオン電池
1.3 ナトリウムイオン電池の登場
1.4 ハイブリッド電池(リチウムイオン電池とナトリウムイオン電池)
2.危険物輸送規則とリチウムイオン電池
2.1 危険物輸送規則の概要
2.2 電池輸送試験(UN38.3)の制定経緯と現在の規則体系
2.3 熱暴走と熱連鎖
2.4 自動車駆動用電池に係る安全基準
2.5 電池輸送規則に定める品質管理要求とは
3.ナトリウムイオン電池の輸送規則
3.1 2015年に始まった輸送規則の審議
3.2 ナトリウムイオン電池に適用される輸送規則と輸送試験(UN38.3)
3.3 ナトリウムイオン電池の輸送規則SP400(非危険物として扱う特別規定)とその意味
3.4 国連モデル規則2.9.4で規定するハイブリッド電池の扱い
4.全固体電池に対する輸送規則の審議動向
5.消防法令から見たリチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池
6.ナトリウムイオン電池の試験規格の制定動向
6.1 SAE規格
6.2 中国標準
7.質疑応答
セミナー講師
(株)エーワイイー 代表取締役 社長 朝倉 吉隆 氏
【略歴】
1970年4月 名古屋工業大学電子工学科入学
1976年3月 名古屋工業大学大学院修士課程修了
1976年4月 トヨタ自動車工業株式会社 (現トヨタ自動車株式会社)入社。
新型車製品開発及び車両技術の研究開発を経て
1995年7月 電気自動車、ハイブリッド自動車の電気動力システム、ユニットの性能及び信頼性評価を担当。
初代プリウスをはじめトヨタのEV、HEVの全モデルの主要部品、システムの試験評価を推進するとともに、電動車両の性能、信頼性評価の基盤構築に取り組む。
2006年より、電動車、駆動用電池の国際標準、基準およびリチウムイオン電池の危険物輸送規則の適正化活動に取り組む。
2017年4月 トヨタ自動車株式会社退職
2017年4月 株式会社エーワイイー設立。代表取締役として技術コンサルタント活動を開始。
1996年より現在まで自動車技術会電気動力技術部門委員会委員としてハイブリッド、電気自動車の技術啓蒙活動に従事。
2026年現在も米国自動車技術会 SAE 電池規格委員会に参加、自動車駆動用リチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池の試験規格、電池輸送ガイドラインなど数多くの電池関係のSAE規格活動に取り組んでいる。
セミナー受講料
1名につき 38,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき33,000円〕
主催者
開催場所
全国
受講について
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