スラリーの分散状態の制御と評価技術
★粒子の分散状態に影響を及ぼす因子とは? 分散状態の適切な評価法とは?
経験や勘に頼り過ぎずに「分散状態を適切に制御する方法」を学ぶ!
日時
【Live配信】2026年5月25日(月) 10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2026年6月3日まで受付(視聴期間:6月3日~6月13日まで)
※Live配信とアーカイブ配信は別講座となります。お申し込みの際は、どちらか一方をお選びください。
セミナー趣旨
スラリープロセスは、セラミックスや電池電極製造といった各種ものづくりから水処理まで、非常に幅広い分野に存在します。これらのプロセスのスタート地点であるスラリーの分散状態が最終製品の品質と密接な関係にあることは経験的に広く知られており、分散状態を適切に制御することでプロセスの安定性や製品品質の向上が期待できます。スラリーの分散状態を制御するには、やみくもにパラメーターを調整するのではなく、適切な評価法を用いて分散状態を把握する必要がありますが、多くの場面では経験と勘に頼っているのが現状です。本セミナーでは、スラリーの分散状態制御および評価技術の基礎的な内容について、実例を用いて解説します。
習得できる知識
・スラリー調製に関する基礎的知識
・様々なスラリー評価法の原理・特徴とその利用法
・スラリーを取り扱う上でのトラブル例や解決指針など
セミナープログラム
1.スラリーに関する基礎知識
1.1 スラリーとは?(スラリーの定義)
1.2 微粒子をスラリーとして取り扱う利点と難点
2.粒子の特性
2.1 粒子径,比表面積,密度
2.2 粒子径分布,粒子の構造
3.粒子と媒液の界面の理解
3.1 粒子と媒液の界面
3.2 粒子の帯電
3.3 分散剤等の添加剤の吸着
3.4 分散剤の吸着特性評価
4.粒子間に働く力と粒子の分散・凝集
4.1 DLVO理論
4.2 表面吸着物質による作用
4.3 その他の相互作用
4.4 粒子の分散・凝集の原理
4.5 さまざまな分散・凝集状態の評価法
5.スラリーの流動特性と評価
5.1 流動挙動の種類(流動曲線)
5.2 スラリーの分散状態と流動特性
5.3 流動特性評価の実例
6.スラリー中の粒子の沈降挙動と充填特性評価
6.1 粒子の沈降堆積挙動
6.2 沈降による評価
6.3 沈降静水圧法による評価
7.浸透圧測定法によるナノ粒子スラリーの評価
7.1 ナノ粒子スラリーの特徴
7.2 浸透圧測定法の原理
7.3 測定結果の実例と予測される成形体の微構造
8.その他の評価法
8.1 粒子径分布測定による評価
8.2 直接観察による評価
9.スラリー調製
9.1 スラリー調製技術および均質化,最適化
9.2 分散剤添加スラリー中の溶存物質の影響
9.3 スラリー特性の経時変化
9.4 可逆的に分散凝集状態を制御する手法
10.複数の評価を組み合わせたスラリー評価の実例
10.1 水系スラリー評価の実例
10.2 リチウムイオン二次電池電極材料を例とした非水系および他成分系スラリー評価の実例
10.3 過去のトラブル事例と対応
11.まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
兵庫県立大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 准教授 博士(工学) 佐藤根 大士 氏
セミナー受講料
1名につき58,300円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき52,800円(税込)〕
主催者
開催場所
全国
受講について
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