以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
エポキシ樹脂用硬化剤の種類,反応機構,選び方,使い方
エポキシ樹脂の基礎と配合技術、使用時のトラブル対策
エポキシ樹脂全般の知識とリサイクル技術
エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向
【オンデマンド配信】エポキシ樹脂の基礎と設計・制御・評価・応用技術の必須知識
エポキシ樹脂の実用の基礎知識とフィルム化&接着性の付与技術とその応用
<耐熱性と相反する特性の両立へ!>エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向~最近注目の低誘電率化も解説~
高熱伝導樹脂の設計とフィラー配向、複合化技術
エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】技術情報協会セミナールーム |
交通 | 【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅 |
エポキシ樹脂の “基礎” から
物性向上のための “具体策” まで、すっきり理解!
◎ 硬化反応メカニズム
◎ 化学構造と硬化性の関係性
◎ フィラーによる高機能化
講師
東京工業大学 大学院理工学研究科 化学工学専攻 教授 博士(工学) 久保内 昌敏 氏
受講料
1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕
プログラム
【習得できる知識】
● エポキシ樹脂(主鎖あるいは主剤)と硬化剤の選択による,硬化反応および硬化物物性の
基本的な考え方
● 副資材の種類と目的,および特に無機フィラーを加えた場合の機械的物性,化学的耐性の理解
【講座趣旨】
エポキシ樹脂は,主鎖となる樹脂だけでなく,硬化剤をいろいろと選ぶことができるのと同時に,その種類によって物性も大きく変わるので,適用されるアプリケーションによって適切に選択する必要がある.
本講では,エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂に使われるさまざまな硬化剤の化学構造と,その硬化メカニズムの基礎を導入するとともに,目的の物性に応じた材料設計について解説する.また,副資材の種類と目的を述べる中で,物性に大きく影響するフィラーを加えた場合の機械的物性,化学的耐性を示し,さらに定量的な熱衝撃性を評価する手法に基づく耐クラック性の評価を解説する.
第1部 エポキシ樹脂の化学構造と特徴
1.エポキシ樹脂硬化物の高分子構造
1-1 熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂
1-2 エポキシ樹脂硬化物の分子構造
1-3 エポキシ環の反応性とその特徴
2.ビスフェノール型エポキシ樹脂の構造と特徴
2-1 ビスフェノールA型樹脂の特徴と用途
2-2 ビスフェノール型のバリエーション
3.ノボラック型エポキシ樹脂の構造と特徴
4.その他のエポキシ樹脂
4-1 環状脂環式,グリシジルエステル,グリシジルアミン,複素環式
4-2 ビフェニル型,多環芳香族,水添脂環式
第2部 主な硬化剤と硬化メカニズムの基礎
1.硬化剤と活性水素
1-1 硬化剤の種類
1-2 活性水素
2.アミン系硬化剤との反応
2-1 アミン系硬化剤との反応
2-2 アミン系硬化剤の種類
2-3 ポリチオール硬化剤
3.酸無水物系硬化剤との反応
3-1 酸無水物硬化剤との反応
3-2 酸無水物硬化剤の種類
4.フェノール系硬化剤との反応
5.その他の硬化剤
5-1 イミダゾール
5-2 DICY
第3部 副資材とその効果
1.副資材の種類と特徴
1-1 充填材の種類と特徴
1-2 フィラーの用途
2.フィラーを充填したエポキシ樹脂の機械的特性
2-1 弾性率,強度
2-2 破壊靱性
2-3 ハイブリッド充填
3.無機フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐水性・耐食性
3-1 エポキシ樹脂の耐酸性・耐アルカリ性
3-2 フィラーを充填した樹脂への浸入と浸入抑制
3-3 フィラーを充填した樹脂の化学的劣化
第4部 エポキシ樹脂の耐熱衝撃性の評価方法
1.副資材の種類と特徴
1-1 充填材の種類と特徴
1-2 フィラーの用途
2.フィラーを充填したエポキシ樹脂の機械的特性
2-1 弾性率,強度
2-2 破壊靱性
2-3 ハイブリッド充填
3.無機フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐水性・耐食性
3-1 エポキシ樹脂の耐酸性・耐アルカリ性
3-2 フィラーを充填した樹脂への浸入と浸入抑制
3-3 フィラーを充填した樹脂の化学的劣化
【質疑応答】