日本のGHS 国内化学物質関連法規セミナー
開催日 |
12:30 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 安全規格 化学技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【北区】北とぴあ |
交通 | 【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前 |
「国内におけるGHSの動向、関係法令および事業者の対応」
「国内化学物質関連法規の枠組みと動向」
セミナー内容
■第1部:
「国内におけるGHSの動向、関係法令および事業者の対応」
三菱化学 鈴木亨 先生
本講座では、GHSの概要とこれまでの改訂状況、日本国内でGHSを実行するための国の施策、GHSに関連するJISの概要につき解説します。また、GHSと関連する化学物質排出把握管理促進法(化管法)、労働安全衛生法(安衛法)の概略とともに、これらの法令とJISとの関連をお示しし、事業者が実施しなければならない対応について解説します。更に、GHS関連JISの改正最新動向についても言及します。
■参加して得られる知識:
・GHSの基礎
・国内におけるGHSの運用状況
・GHS普及のための国の施策
・GHSに関するJISの概要と改訂状況
・GHSに関するJISと国内法令との関係
・化管法、安衛法の概略
・GHSに関して事業者が実施しなければならない対応
■講演内容:
1. GHSの概要
2. 国内におけるGHSの動向
2-1 GHSの国内導入
(1)GHS実施にいたる日本国内状況
(2)GHSに関するJISの制定・改正
(3)国連GHS文書とJISの対応
(4)事業者がGHSを円滑に導入するための支援施策
(5)関係省庁GHS分類事業
(6)GHS分類実施の実際
(7)GHS分類JIS Z 7252:2009
2-2 JIS Z 7252:2014 概要
(1)JIS Z 7252:2014概略
(2)主要変更・追加事項
2-3 JIS Z 7253:2012 概要
(1)主要変更・追加事項
3. 関係法令及び企業がとるべき対応
3-1 関係法令
(1)GHS対応JISと関連法
(2)化管法の概要
(3)化管法に係る改正(平成24年)
(4)安衛法の概要
(5)安衛法に係る改正(平成24年)
(6)安衛法に係る改正(平成26年)
(7)毒劇法に係る通知(平成24年)
3-2企業がとるべき対応
(1)事業者としての実施事項
(2)GHS分類作業フローとJIS
(3)旧JISの暫定期間
■第2部:
「国内化学物質関連法規の枠組みと動向」
ハトケミジャパン 宮地繁樹 先生
WSSD (World Summiton Sustainable Development) の2020年目標を受け、世界諸外国の化学物質関連規制は大きく変動している。これを受け、欧米やアジア諸国で既存法律の改定や新規法律の制定が進んでおり、我が国も例外ではない。「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」、労働安全衛生法、毒物劇物取締法など、我が国の化学物質管理の基盤となる法律も大きく変動しているところである。我が国では、その法目的の違い等により、これらの法律が相互に連関しあいながら、化学物質の規制・管理がなされている。一方で、これらの法律の相互の関係を理解することが難しくなっている。本講座では我が国の化学物質規制の全体的な枠組みと相互の関係を説明すると共に、各法律と最新動向について説明する。
■参加して得られる知識:
・我が国における化学物質規制の枠組みを理解する。
・我が国の化学物質規制と国際動向との関係を理解する。
・「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」の概要及び最新の動向について理解する。
・労働安全衛生法の概要及び最新の動向について理解する。
・毒物劇物取締法の概要及び最新の動向について理解する。
■講演内容:
1.化学物質関連規制の世界的な動向
1-1 地球サミットとAgenda 21
1-2 World Summit on Sustainable Developmentと2020年目標
1-3 持続可能な開発サミットと2030 Agenda
2.我が国の化学物質規制の枠組み
2-1 化学品規制の枠組み
2-2 各種化学物質関連法の概要と法目的
3.化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律
3-1 法律の概要
3-2 既存化学物質の規制
3-3 新規化学物質の規制
3-4 新規化学物質の規制における労働安全衛生法との関係
3-5 最新動向
■第3部 ディスカッション・質疑応答
−ご質問への回答、会場の皆様との意見交換など
−事前のご質問も広く募集いたします