不良流出防止『ポカミスとポカヨケ』(コード:KPK)

36,720 円(税込)

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開催日 9:30 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 グローバルテクノ 研修事業部
キーワード ヒューマンエラー
開催エリア 東京都
開催場所 東京都新宿区下落合1-5-22 アリミノビル4階
 製造だけでなく間接部門での工程における品質不良や手直しの発生は、製造原価を押し上げるだけではなく、企業の信用を失うという致命傷にもなりかねません。不良ゼロの実現は、企業の活動に必要不可欠なものです。人はうっかり、ぼんやり、思い込みなどという性質を持っていますが、これが原因でポカミスを誘発しています。しかもその真因の8割が、管理監督のマネジメントによる責任といわれます。「ポカミス」を「ヨケル」という自働化の仕組みが、「ポカヨケ」です。この「ポカミス」と「ポカヨケ」の関係を理解し、人はミスをすることを前提に品質は工程で作り込むという考えで、源流まで遡って改善に取り組むことで一層効果が出ます。

【対象】

製造ラインの若手品質担当者
歩留りの悪い企業の経営者
ヒューマンエラーによる品質不良の多いラインでの品質管理者
外国人労働者のいる工場幹部

【コース内容】

1.企業のやるべきこと
企業の使命とは、「生き続ける」ことです
企業でやるべきことは、原価低減と価値向上!!
製品の価値を上げるには、1つに不良や手直しをなくすることがあります
安全で安心して働きやすい職場をつくることが前提条件になります

2.お客様が満足する品質をつくるには?
品質について、100−1=0、100−0=200の法則をご存知ですか?
品質とは何でしょう?
お客様が満足する品質をつくるには?

3.ポカミスはだれでもやってしまうもの
ポカミスの定義と事例
人間はだれでもやってしまうのが、ヒューマンエラー
ヒューマンエラーの種類は主に3つ
ポカミスによる損失をさけるために、ポカヨケを導入します

4.ポカヨケの進め方
ポカヨケのアクションは4つあります
ポカミスをしても人の責任を問わないこと
情報を与え過ぎない、目立たせること、混乱をさせないこと
まずコストのかからない方法でやってみる

5.ポカヨケのしくみ・機能を知る
ポカヨケの実例としくみから原理を知る
ポカヨケの機能を知る(規制式途と注意式)
設定機能別は、3つ(接触式、定数式、動作ステップ式)

6.ポカヨケを継続するには
ポカヨケを導入しても、不良撲滅はできません
ポカヨケの保守方法
ポカヨケ装置の日常管理
ポカヨケを確実に実施できる作業環境の整備の取り組み方

【講師紹介】

(株)SMC代表取締役 松田 龍太郎 氏
1974年 米子工業高等専門学校 電気工学科卒業。
1974年 倉吉立石電機株式会社(現オムロンスイッチアンドデバイス株式会社)入社。技術課配属。主な業務内容は、リミットスイッチの設計、開発、品質保証、生産技術など。特許・実用新案は、26年間で150件。改善実施件数は、6,000件以上。
1984年 同社、リミットスイッチ製造課配属。主な業務内容は、製造の管理監督。
1986年 同社、ONPS推進課(トヨタ方式のオムロン版)配属。主な業務内容は、トヨタ方式の導入と定着。あらゆる業務改善を実践。その後、日本IE協会の生産革新大会に2年連続して講演。
2000年 同社、退社。
2000年 有限会社エス・ピイ・エス経営研究所入社。欧州を中心に現場改善コンサルティングを展開。60社以上、200工場以上。
2006年 同社、退社。
2006年 株式会社SMC設立。代表取締役就任。
2011年 ドイツで、Adeput−Consultants GmbH&Co.KGを設立。
2016年 株式会社グローバルテクノ講師。
・ 日本IE協会会員。
・ 主な著書に、「絵とき ポカミス撲滅大全(日刊工業新聞社 共著・監修)」、「絵とき 簡便自働化(日刊工業新聞社 共著・監修)」、「日本製造業を立て直す「超ものづくり」(日経BP社 共著)」、「虫の眼・魚の眼・鳥の眼(日刊工業新聞社 工場管理 連載中)」など。