CO2分離回収技術の概要およびCO2分離回収・有効利用プロセスの評価方法とコストの計算<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

47,300 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 経済性工学   化学反応・プロセス   地球温暖化対策技術
開催エリア 全国
開催場所 会場での講義は行いません。

★CO2分離技術の詳細からプロセス評価法まで、実務経験をふまえて解説 ★最近注目のCO2有効利用技術(メタネーション)や直接空気回収(DAC)の概要、課題も解説予定。 

セミナー講師

東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 助教 博士(工学) 小玉聡 先生

■主経歴等2004年 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)に研究員として勤務 CO2化学吸収プロセス、炭酸塩固定化プロセスの開発やプロセス検討などに従事

2011年 国立大学法人 東京工業大学に助教として勤務 CO2固体吸収剤の材料開発、石炭火力発電所の発電効率へのCCSプロセスの影響評価、CO2膜分離プロセスの最適運転条件とコスト評価の検討に関する研究などに従事現在に至る

■専門および得意な分野・研究化学工学(CO2分離、移動現象)プラズマ化学(大気圧非平衡プラズマを用いた表面処理技術)自動車エンジン排ガスの後処理(デポジットや凝縮水の生成メカニズム検討)

■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動化学工学会 環境部会、CCUS研究会

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

 2016年に発効したパリ協定、2021年に成立した改正地球温暖化対策推進法などにより温室効果ガスの排出抑制が求められ、再生利用エネルギーの利用やCO2分離回収貯留(CCS)技術が注目されています。この中でもCCS技術は大量のCO2の排出抑制に寄与できる技術と考えられ、様々な技術が開発されています。 講師はこれまでにCO2分離法として吸収法、吸着法、膜分離法などのCO2分離プロセス開発や材料開発、CO2有効利用プロセスの検討などに従事してきました。この経験をふまえて、本講座では各分離技術の原理、プロセス構成、技術開発動向を解説します。さらに、最終的な目標となるCO2分離エネルギーやコストの算出方法を解説し、各分離技術の特性がプロセスに及ぼす影響についての理解を深めます。また、最近注目されている直接空気回収(DAC)の概要、課題についても解説します。

習得できる知識

・CO2分離回収技術として様々な手法が研究されていますが、このうち代表的な化学吸収法、物理吸収法、膜分離方や吸着法などの原理を解説します。これにより、各技術に適するCO2排出源の特性が理解できます。・CO2分離回収プロセスの目標となる消費エネルギーやコストの計算方法の基礎を、化学吸収法と膜分離法、メタネーションプロセスを例として解説します。消費エネルギーやコストは計算の前提条件により計算結果が大きく変わりますが、その仕組みや傾向を理解できるようになります。・最終的に、各分離技術の特性がプロセスに及ぼす影響を理解することで、CO2発生源に対して求められるCO2分離回収技術の技術目標のヒントが得られます。

セミナープログラム

1.自己紹介2.CO2分離回収技術の概要 2.1 背景と最近の動向 2.2 CO2排出源と分離技術 2.3 DAC技術3.CO2分離回収技術の詳細 3.1 化学吸収法、物理吸収法 3.2 吸着法、固体吸収剤 3.3 膜分離法 3.4 炭酸塩固定化法 3.5 その他の方法4.プロセス計算とコスト計算の例 4.1 化学吸収プロセスの構成 4.2 膜分離プロセスの構成 4.3 CO2有効利用プロセス(メタネーション)の構成 4.4 エネルギーコストの計算 4.5 設備コストの計算 4.6 CO2分離回収コストの計算5.おわりに(質疑応答)