最適化技術の本命:進化計算法(EC:Evolutionary Computation)の基礎と応用

51,700 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

会員ログインして申込む

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 株式会社トリケップス
キーワード ソフトウェア開発   機械学習・ディープラーニング   AI(人工知能)
開催エリア 全国
開催場所 オンライン

~あらゆる最適化に有効な手法の原理と利用方法~

セミナー講師

長尾智晴(ながおともはる) 氏横浜国立大学 総合学術高等研究院 上席特別教授(工学博士)YNU人工知能研究拠点長 / 株式会社マシンインテリジェンスCTO  

<経歴、等>  東京工業大学大学院出身.東京工業大学助手・助教授を経て,2001年から横浜国立大学教授.NEDO共進化AI事業採択課題代表者,横浜国立大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンス取締役CTOを兼務. <研究>  知能情報学/進化計算法/機械学習/神経回路網など. <学会>  情報処理学会,人工知能学会,進化計算学会,IEEEなど.

セミナー受講料

お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

セミナー趣旨

 現在,深層学習や生成系AIなどの機械学習や人工知能(AI)の話題が毎日のように取り上げられ,社会の関心が集まっています.ほとんどの機械学習は,入力に対する出力の「誤差」を最小化(=評価を最大化)する技術です.また,量子計算における量子アニーリングの主なテーマは問題を最小値探索問題として記述することです.つまり,全ての人工知能や情報処理は「最適化」という概念で表すことができます.最適化は非常に広い概念であるとともに,あらゆる工学・産業・社会を制する技術であると言えます. 講師らは,最適化法の中でも,生物進化から着想された進化計算法(EC:Evolutional Computation)に以前から注目して長年に渡って研究を続けてきました.そして進化計算こそが最も重要な工学技術であると確信しています. 本セミナーでは,今後益々その重要性とニーズが高まると予想される進化計算法の基礎から応用までを易しく解説します.ご関心がおありの方はぜひ奮ってご参加下さい.

セミナープログラム

 1 最適化=全てを制する工学技術  1.1 工学・人工知能・機械学習と最適化の関係  1.2 最適化問題・最適化法の種類と特徴

 2 進化計算法(EC:Evolutional Computation)の基礎  2.1 基本的な考え方  2.2 遺伝的アルゴリズム(GA)  2.3 遺伝的プログラミング(GP・CGP)  2.4 進化戦略(ES)と実数値最適化(CMA-ES)  2.5 進化型多目的最適化(EMO)  2.6 様々な進化計算法(GMA・EDEN・GRAPE他)

 3 進化計算法(EC)の応用  3.1 最大/最小値探索への応用  3.2 関数推定への応用  3.3 画像処理・認識への応用  3.4 進化型神経回路網への応用  3.5 深層回路の最適化への応用  3.6 ルール集合の最適化への応用  3.7 マルチエージェント制御への応用

 4 まとめと質疑応答