安全性解析手法「STAMP/STPA」超入門 (演習付)
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 安全工学一般 信頼性工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】新宿文化センター |
交通 | 【地下鉄】東新宿駅 |
〜 従来手法との比較を踏まえた、つながるシステムにおける事故原因の分析 〜
安全性解析手法「STAMP/STPA」を、基本から詳細解説!
★ システムの複雑化に伴い, 従来のハザード分析手法 (FMEA/FTAなど) では事故原因の分析が難しくなっています。
★ 米国で本格的に普及しつつある「STAMP/STPA」について, メリット・考え方・分析手法・演習など, 詳細を基本から解説します。
講師
日本ユニシス株式会社 総合技術研究所 技術開発室 上席研究員 福島 祐子 先生
■ 経歴
日本ユニシス入社後、メインフレームの基盤ソフトウェア業務を経て、システム開発方法論、ビジネスコンサルティング手法の適用に従事。
2015年度より、総合技術研究所において、システムズエンジニアリング、STAMP/STPAの適用を研究。
■ 専門および得意な分野・研究
システムズエンジニアリング、モデルベースのシステムズエンジニアリング(MBSE)
安全性解析手法STAMP/STPA適用研究
システム開発方法論
■ 本テーマ関連学協会での活動
IPAソフトウェア高信頼化推進委員会 IoTシステム安全性向上技術WG委員
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ 講座のポイント
IoTが普及するにつれて、家電、自動車、ウェアラブルな機器などさまざまなモノがつながり、利便性が向上しています。しかし、つながることによりシステムの複雑度は増大し、従来のハザード分析手法だけでは事故原因の分析が難しくなっています。このようなシステムに対して、現在米国においてはSTAMP/STPAという新しい安全性解析手法が普及しつつあります。
本講座では、STAMP/STPAについて、従来手法との考え方の違い、メリット、分析手法についてご説明し、演習をとおしてご体験いただきます。
■ 受講後、習得できること
・従来手法とSTAMP/STPAの考え方の違い、メリットが分かる
・STAMP/STPAの適用状況が分かる
・STAMP/STPAによる分析手法の知識を身につける、体験できる
・STAMP/STPAを適用する上での情報源が分かる
■ 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・はじめてのSTAMP/STPA 〜システム思考に基づく新しい安全性解析手法〜(IPA, 2016)
・STPA HANDBOOK(Nancy Leveson, 2018)
■ 講演中のキーワード
・STAMP
・STPA
・安全性
・ハザード分析
・原因分析
セミナー内容
1. 安全性解析手法「STAMP/STPA」の概要
1.1 STAMP/STPA考案の背景
1.2 従来手法(FTA/FMEA等)の考え方
1.3 故障が原因でない事故の例?〜?
1.4 STAMPとSTPAの関係
1.5 STAMP/STPAの効果(従来手法との比較)
1.6 日米欧の適用状況
2. STAMPによる安全性の考え方
2.1 前提知識(システム/システムズエンジニアリング)
2.2 STAMPの考え方
3. STPAの分析手法
3.1 分析手法の概要
3.2 分析事例
3.3 STAMP/STPA分析手法と開発との関係性
3.4 従来手法との比較(FMEA/FTA/HAZOP)
3.5 STAMP/STPAと従来手法の開発工程との関係
4. STPA分析手法の詳細解説と演習
4.1 分析の目的を定義する
4.2 コントロールストラクチャを作成する
4.3 安全ではないコントロールアクションを識別する
4.4 損失のシナリオを識別する
4.5 STPA分析の演習
5. STAMP/STPA関連情報の紹介
6. まとめ