「カーボンリサイクル技術ロードマップ」委員招聘 CCUSにおけるCO2分離・回収技術の現状、課題と今後の展望

33,750 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 JPI (日本計画研究所)
キーワード 化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術
開催エリア 全国

経済産業省 中垣 隆雄氏が登壇!~脱炭素困難部門の対策 無機系CCUの先行的社会実装~

セミナー講師

早稲田大学 理工学術院 教授創造理工学部 総合機械工学科博士(工学)技術士(機械部門)中垣 隆雄 氏

<略歴>1990年 3月 早稲田大学  理工学部  機械工学科卒業1992年 3月 早稲田大学大学院   理工学研究科修士課程修了1992年 4月 (株)東芝 総合研究所   入社2004年 7月 博士(工学)(早稲田大学)学位取得1992年~2007年    新発電システム,CO2分離回収の研究開発に従事2007年 4月 早稲田大学創造理工学部 総合機械工学科 現在に至る

<所属協会・団体・学会等>日本機械学会(フェロー)化学工学会日本鉄鋼協会日本伝熱学会日本技術士会 技術士(機械部門)地球環境産業技術研究機構(RITE)科学技術諮問委員エネルギー総合工学研究所 理事METIカーボンリサイクル技術ロードマップ委員日本学術会議特任連携委員METI苫小牧大規模CCS実証課題検討委員など多数

セミナー受講料

 ▶︎【アーカイブ配信受講のみ】 1名 : 33,750 円 (資料代・消費税込)

受講について

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。

※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。

セミナー趣旨

低稼働率の調整力電源、鉄鋼、セメント、溶融炉、廃棄物、重量長距離輸送など脱炭素困難部門を中心に、2050年CO2排出正味ゼロの達成は、再生可能エネルギーの大量導入だけでは極めて難しいことから、グリーン成長戦略の技術分野の一つであるCCUSに注目が集まっている。特に、CO2分離回収の世界市場は2040~50年には年間10兆円を超える規模に成長すると見込まれているが、日本は現時点では世界シェアで優位な立場にあり、研究開発力が特許庁の調査でも裏付けられている。本講演ではCCS/CCUの位置づけと、CO2分離回収の体系的な整理を踏まえた技術的な現状と将来展望について総括的に解説していく。

セミナープログラム

1.エネルギートランジションにおけるCCUSの位置づけ(1)エネルギーシステムのあり方,メガトレンド,日本の制約(2)再生可能エネルギー主力化の課題と対策の本質(3)炭素フローの概観,人為起源CO2排出の構造(4)脱炭素困難部門の対策(5)カーボンリサイクル技術ロードマップ2.CCUSのコスト(1)世界のCCSの展開状況,コスト構造概観(2)Low hanging fruitの例(3)国内の実証規模,船舶輸送(4)事業ステージとコスト3.CO2分離回収技術の整理(1)分離回収技術のロードマップ,特許調査(2)CO2分離回収とその選択の方法(3)分離にかかるエネルギーとコスト(4)分離回収技術総覧 ①アミン吸収液の事例 ②熱統合システム,アミン液劣化の研究 ③固体吸収材,高温吸収セラミックス ④物理吸着,物理吸収 ⑤酸素燃焼(Oxyfuel),Allam cycle ⑥Chemical-looping combustion ⑦分離膜の現状,電気化学的分離 ⑧直接空気分離 Direct air capture4.CO2分離回収・直接固定技術(1)地下貯留の炭酸塩固定(2)スラグ利用固定化技術(3)廃かん水利用固定化技術(4)Negative Emission Technologies5.関 連 質 疑 応 答6.名 刺 交 換 会  ■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。 ■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。