FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 高分子・樹脂材料   分析・環境化学   信頼性試験・加速試験
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

★ 劣化のスペクトル解釈! ピークシフトの違い、ピーク幅の度合いなどを詳解!

セミナー講師

あなりす 代表 博士(工学) 岡田 きよみ 氏【講師略歴】1984-2005 王子ホールディングス(株) (研究開発、分析部署)2006-2016 (株)パーキンエルマージャパン(分光機器部署)2016-2019 京都大学 工学研究科 2018- あなりす

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
  • 複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
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  • 部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

セミナー趣旨

FT-IRの基礎的事項を踏まえた上で、劣化(経過時間変化という意味で劣化という言葉を使用;老化と言う場合もありますが、本セミナーでは劣化と記載)分析での使用例を提示していきます。FT-IRを使用することでどのような知見が得られるか、測定方法の違いでどのような情報があるのか、FT-IRの他にどの装置を考えて解析を補強していくのかなどについて説明します。寿命予測に関しては、できるとはいえませんが、FT-IRでできることを例示し、皆様の知識の1つとして頂ければ幸いです。

習得できる知識

・FT-IRの基礎的事項・FT-IRを使用した劣化解析・FT-IRの測定方法によっての違い

セミナープログラム

1.分析の目的2.樹脂および複合材料の劣化(老化)とは 2.1 樹脂の経過時間に伴う変化 2.2 樹脂の違いによる劣化機構の違い

3.FT-IRの基礎的事項 3.1 FT-IRとはどのような分析装置なのか 3.2 FT-IRから得られる情報 3.3 FT-IRの縦軸と横軸、ピーク情報 3.4 FT-IRの測定方法とそれぞれの特徴  3.4.1 透過法、反射法、ATR法  3.4.2 本体測定と顕微測定(イメージング法を含む) 3.5 スペクトルの解析  3.5.1 一般的な解析  3.5.2 劣化測定での解析  3.5.3 詳細ピーク解析  3.5.4 ベースラインの解析  3.5.5 ピークの定量

4.その他の分析機器(以下で使用している分析機器) 4.1 SEM/EDS 4.2 熱分析装置 4.3 GC/LC 4.4 ケミルミネッセンスアナライザー 5.事例から見る劣化解析(実際のトラブル例) 5.1 ソルベントクラック 5.2 オゾンによる劣化 5.3 イオンによる劣化 5.4 熱劣化 5.5 水による劣化

6.劣化測定および寿命予測について考える(実験測定例) 6.1 促進試験に関して 6.2 加熱ATRアクセサリーを使用した例 6.3 イメージング法を使用した例 6.4 測定方法の特徴を活かした測定例 6.5 近赤外領域の使用の可能性

7. 劣化分析への課題

【質疑応答】