1日で学ぶ “ポリイミド入門講座”

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信】オンライン配信セミナー

~ポリイミドの構造・合成・物性・加工から高性能化・機能化設計への応用まで~

■ポリイミドを扱うならこれだけは知っておきたい知識を解説 ■特性を引き出す、機能を加える、使いこなす、状態を変える、付加価値を加える為に、、、 ■ポリイミドを総合的・俯瞰的に解説 ■位置づけと特長 合成方法、構造と物性の関係、重合、イミド化、、、、 ■耐熱性向上などの高性能化、加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方 ■ポリイミドの物性を決定づけるイミド基構造・剛直性構造・CT錯体との関係性とは ■熱的性質・力学的性質をもたらす構造・官能基の影響とその序列とは ■電子材料、光学材料、分離膜材料などの機能化への応用展開等々

 

日時

【ライブ配信】 2024年6月28日(金)  10:30~16:30【アーカイブ配信】 2024年7月11日(木)  まで受付(視聴期間:7/11~7/25)  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ 

セミナー講師

後藤技術事務所 代表 工学博士・技術士(化学部門) 後藤 幸平 氏 ※元JSR(株)高分子学会フェロー略歴1972年 日本合成ゴム(現JSR)入社(東京研究所・四日市研究所・筑波研究所の主任研究員・主幹研究員を経て)2001年 リサーチフェロー 特別研究室室長2004年 フェロー2010年 同社退職2011年 技術事務所開設2008年 岩手大学客員教授2013~17年 東京工芸大学工学部非常勤講師2014~17年 神奈川工科大学工学部非常勤講師専門ポリイミドを含む芳香族系高分子の機能化設計学位、資格等1989年 工学博士1994年 技術士(化学部門)2000年 Chartered Chemist (Royal Society of Chemistry)2008年 高分子学会フェロー受賞歴(1) 1995年 市村産業功績賞 “低温処理型LCD用配向膜用ポリイミド”,(2) 2002年 Photopolymer Science & Technology Award  “低誘電率ポリイミド”,(3) 2008年 高分子学会賞 (技術)  “燃料電池用芳香族系高分子電解質膜”(4) 2008年 高分子学会フェロー “機能性高分子の創製による光・電子材料の産業発展に関する貢献”、(5) 2012年 Honorable Mention Poster Award @ Asia-Pacific Polyimides and High Performance Polymers Symposium, “透明ポリイミド著書ポリイミド関連19冊を含め、計29冊 (単著1冊、分担執筆28冊)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

■■■ 1名様で、5月1日申込み受付分から ■■■※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。

以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

 

配布資料・製本資料(開催日の4、5日前に発送予定)※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。その他注意事項※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー趣旨

ポリイミドの構造・合成・物性・加工の基礎から、耐熱性や力学的性質を向上させる高性能化や電子材料、光学材料、熱制御材料などの機能化設計の応用まで、高分子設計の考え方についても学べる内容です。ポリイミドを総合的に俯瞰的に理解のキモをわかりやすく解説します。

受講対象・レベル

ポリイミドの分野に新しく担当した、従事期間がまだ短い企業の研究開発者・技術者向けの入門コースです。ポリイミドの構造の理解すべき、重要なポイントを基礎で解説し、そのポイントをおさえながら、応用への理解を深められるように解説します。1日で基礎から応用までを理解できる内容のセミナーです。

習得できる知識

ポリイミドに関して①スーパーエンプラのなかでの性能の位置づけと特長②ポリイミドの合成方法③ポリイミドの構造と物性の関係、④高性能化(耐熱性など)の考え方⑤加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方⑥機能化に展開する高分子設計の考え方と実際の開発事例(電子材料(低誘電率)、光学(無色透明)材料、液晶配向膜、宇宙(耐放射線性)材料、熱制御材料(断熱、熱伝導)など⑦ポリイミドらしさの本質の理解

セミナープログラム

1.ポリイミドの基礎 1.1. 序論  1.1.1. (はじめに)ポリイミドの理解のポイント:ポリイミドのイミド環構造の特長  1.1.2. 開発の歴史とエンプラの中での位置づけ  1.1.3. ポリイミドの分類   ・化学構造、加工性(加工法)、用途などから 1.2. 代表的なモノマー(工業的に入手可能な製品および試薬などから)  1.2.1. テトラカルボン酸2無水物   ・芳香族、脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例   ・典型的な合成方法  1.2.2. ジアミン   ・芳香族と脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例   ・典型的な合成方法 1.3. ポリイミドの合成  1.3.1. 一段重合と二段重合  1.3.2. イミド環骨格を生成する重縮合    ①テトラカルボン酸2無水物とジアミンからのポリアミック酸経由の典型的な合成法    ②その他  1.3.3 イミド環骨格の生成以外の重合反応によるポリイミド合成  1.3.4 イミド化反応    ①加熱イミド化    ②化学イミド化 1.4 ポリイミドの構造と物性  1.4.1. 耐熱性    ①ガラス転移温度とポリイミド構造の関係    ②熱分解温度とポリイミド構造の関係    ③熱線膨張係数とポリイミド構造の関係  1.4.2. 分子間(内)相互作用  ・電荷移動錯体(change Transfer Complex:CT錯体)2.ポリイミドの応用 2.1 ポリイミドの加工性  2.1.1. 可溶性  2.1.2. 熱可塑性  2.1.3. 熱硬化性 2.2. ポリイミドの機能化材料設計との考え方   2.2.1. 透明光学材料    ①ポリイミド構造との関係(吸収端波長、屈折率)    ②屈折率の制御    ③低熱線膨張係数化の現状   2.2.2. 電子材料    ①低誘電率材料    ②液晶配向膜   2.2.3. 宇宙材料    ①宇宙環境耐性    ②宇宙帆船(ソーラーセイル)   2.2.4.熱制御材料    ①断熱用多孔材    ②高熱伝導グラファイト3.まとめと参考書