欧州PFAS規制の動向とフッ素樹脂製品への影響・用途別代替手段の可能性まで<東京対面(会場)セミナー>

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂材料
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

○PFAS規制動向と用途別のPFAS代替品の可能性について、長年フッ素樹脂の研究開発・ビジネスに携わってきた講師が解説! ○前提となるPFAS、フッ素樹脂の基礎知識から、PFAS規制案の具体的内容の解説、半導体・コーティング・食品接触材・化学工業ほか様々な業界における代替材料の可能性やフッ素樹脂メーカーの動向まで。 

セミナー講師

平山技術士事務所 所長 平山 中 先生

■ご略歴:1980年 日東工業株式会社 開発室 入社1999年 日東工業株式会社 技術開発センター長2005年 日東工業株式会社 取締役 技術開発センター長2007年 シンジーテック株式会社 取締役 技術副本部長2013年 平山技術士事務所設立■ご専門および得意な分野・研究:・フッ素樹脂コーティング・シリコーンの応用・電子写真用機能部品の表面材料・防汚コーティング

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

 有機フッ素化合物は空調設備や輸送機器、半導体製造、化学産業、エネルギー産業、食品工業、医療、繊維工業、建築、化粧品や家庭用品などあらゆる分野で使用されていす。有機フッ素化合物の種類としては、冷媒や溶剤及び発泡剤、フッ素系界面活性剤や消泡剤、消火剤、撥水処理剤、フッ素樹脂やフッ素ゴムなど多岐に渡っています。特にフッ素樹脂はその優れた耐熱性や耐候性、耐薬品性、電気特性、表面特性などから信頼性を要求される用途、過酷な環境で使用される用途に幅広く用いられています。 現在、有機フッ素化合物の主要な位置を占めるPFAS物質全体に対して、欧州で規制をかける動きが高まっています。欧州のPFAS規制案が施行された場合、我が国産業界に多大の影響を及ぼすことは、確実と考えられます。本規制は、有機フッ素化合物を取り扱う事業者だけではなく、意識せず製品中にフッ素系材料を利用しているエンドユーザ―にまで影響を与えます。 本セミナーでは、フッ素樹脂を中心にしてPFASとはどのような物質なのか、欧州PFAS規制案が提案された背景、PFAS規制案の具体的な内容などについて解説するとともに、PFASの代替となる材料の可能性について用途別に解説致します。

■事前に目を通しておくと理解が深まるサイト(閲覧必須ではありません):日本フルオロケミカルプロダクト協議会Webサイトhttps://cfcpj.jp/

受講対象・レベル

・化学物質関連の法規制対応、化学物質管理のご担当の方 ・フッ素系材料を取り扱う技術者、研究者・理工系のバックグラウンドを持つ、新規事業開発担当の方、企画担当の方 ・フッ素系材料を事業とする企業の経営者、管理者・PFAS問題に関心のある学生、企業の方

必要な予備知識

高校卒業レベルの化学の知識

習得できる知識

・PFASに関する基礎知識(定義、種類、用途、環境に与える影響など)・フッ素樹脂に関する基本知識・フッ素樹脂塗料に関する基本知識・欧州PFAS規制案の概要・PFAS物質の代替品に関する知識など

セミナープログラム

1.PFASとは何か 1)PFASの用途とPFAS主要物質 2)PFASの定義 3)PFASが環境、健康に与える影響2.PFASにおけるフッ素樹脂 1)フッ素樹脂の種類と用途 2)フッ素樹脂の性質と製法 3)フッ素樹脂の加工 4)PFOA自主削減プログラム  5)PFAS規制におけるフッ素樹脂3.欧州PFAS規制案の概要 1)PFAS規制案とは 2)PFAS規制の背景 3)PFAS規制の流れ 4)移行期間と猶予期間の概要 5)日本国内の対応4.PFAS規制案の具体的な内容 1)規制案の内容 第1項~第9項 2)規制案における用途別の代替品と評価5.各用途・業界での代替手段の可能性 1)半導製造・化学工業 2)工業用・業務用の非粘着コーティング  3)食品接触材料  4)輸送機器  5)繊維産業 6)その他6.PFAS規制に対するフッ素樹脂メーカーの動向7.まとめ<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>