グループ管理・グループガバナンスの実効性を高める勘所【オンライン/会場】

38,500 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

会員ログインして申込む

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 17:00 
主催者 一般社団法人企業研究会
キーワード ガバナンス   コンプライアンス   リスクマネジメント
開催エリア 東京都
開催場所 【台東区】企業研究会セミナールーム
交通 【地下鉄】仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅 【JR】御徒町駅 【つくばエクスプレス】新御徒町駅

~企業価値向上のためのグループ経営管理の基本と海外にも通用するグループガバナンスの高度化に向けて~

セミナー講師

(株)KPMG FAS マネージングディレクター(公認会計士)林稔 氏

朝日新和会計社(現あずさ監査法人)入所し、会計監査業務に従事。1999年から本格的に「リスクマネジメント」、「コンプライアンス」、「内部監査」等の支援業務に従事。不正リスク管理を含むコンプライアンス体制の構築支援業務の実績は多数。あずさ監査法人BRC事業部、KPMGビジネスアシュアランス㈱、あずさ監査法人ビジネスアドバイザリー事業部、KPMGビジネスアドバイザリー㈱での勤務を経て、現在、㈱KPMG FASのフォレンジック部門に勤務し、海外贈賄リスク対応を含むグローバル・コンプライアンスや海外事業管理のほか、不正リスクマネジメント体制構築の支援業務に従事。経済産業省「海外M&A研究会」の委員も務めた。

(株)KPMG FAS ディレクター(公認会計士)肥田小織 氏

大手監査法人にて法定監査及び内部統制導入の支援業務に従事した後、M&Aの実行フェーズでのカーブアウトDD及びカーブアウト実行支援、セルサイドにおけるカーブアウト支援(カーブアウトプランの作成、DD支援、セパレーション実行)、経理・財務機能の統合、グループ管理・グループガバナンス、内部統制を含むリスク管理体制の構築・高度化に向けたPMIに係る支援業務に従事。また、M&Aの対象会社のサードパーティに起因するリスク診断、企業のサードパーティリスク管理体制の構築支援業務にも従事するなど、グループ管理・グループガバナンスの体制高度化の支援業務に従事。

セミナー受講料

会員 35,200円(本体 32,000円) 一般  38,500円(本体 35,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

【会場受講の方】お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。

セミナー趣旨

連結決算を主とする制度の導入後、日本企業はグループ管理の取組みを行ってきましたが、グループ会社に起因する重大な問題事案の発覚は後を絶たず、グループ会社管理の課題を有する日本企業は少なくありません。今後は売上規模が小さい海外子会社も不正リスクが高い場合は内部統制の評価対象にすべしとするJ-SOXの内部統制基準の改訂や非財務報告の開示基準・第三者評価の導入を踏まえますと、グループ会社の財務・非財務報告に係る内部統制の向上が必須な状況といえます。本セミナーでは、法制度の動きも踏まえ、日本企業のグループ管理に関する現状と問題点を整理した上で、海外にも通用する管理方針やガバナンスモデル等の取組み実務を解説します。またJ-SOX対応でのグループ会社の不正リスク対策や新たなグローバルコンプライアンス上の重要課題に対して必要な対策などについて、実効性のある全社的なリスク管理活動のあり方とともに解説します。最後にM&A/PMIを高めるために必要なグループ管理の取組みについても解説します。

【会場参加の方への特典】①参考資料(講座内容に関連する記事が掲載されているKPMG Insightの冊子)の謹呈②他の参考資料の送付(名刺交換した名刺記載のアドレス先に参考資料のデータを送信)③1時間程度の無料相談会の対応(②③は希望者)

受講対象・レベル

監査部門、リスクマネジメント部門、海外事業部門、法務部門、経営管理部門、経営企画部門、総務部門など関連部門のご担当者様

セミナープログラム

(1)はじめに:グループ管理・グループガバナンスの現状と問題点 ①グループ管理・グループガバナンス上のリスクの顕在化事例の考察 ②多くの日本企業が抱えるグループ管理に係る問題点の整理 ③グループ管理・グループガバナンスの向上のための主要課題、など(2)グループ管理・グループガバナンスの実務上のポイント ①グループ管理の基本は株主権の行使 ②株主権を円滑に行使するために必要な取組み ③グループ会社の分類別のグループ管理 ④ガバナンスモデルの確立 ⑤事業軸による管理の限界と地域軸による管理の必要性 ⑥地域統括会社のあり方と注意点、など(3)不正リスク対応・新たなグローバルコンプライアンス対応のポイント ①J-SOXの基準の主要な改訂ポイントと今後の注意点 ②非財務報告の開示制度・第三者保証に伴う注意点 ③海外グループ会社の不正リスク対策の実務事例 ④経済制裁リスク・サードパーティリスク管理(TPRM)の重要性 ⑤経済制裁リスク・TPRMで必要な取組み(4)経営管理と一体化したリスクマネジメントとグループ管理 ①従前型のリスクマネジメント活動の問題点 ②経営管理と一体化したリスクマネジメントとは ③グループ全体で首尾一貫した取組みをするために重要なポイント(5)M&A/PMIの成功率を高めるためのポイント ①M&A/PMIで発生しがちなトラブル・問題点 ②M&A/PMIで発生しがちなトラブル・問題点とグループ管理の問題の関係 ③従来型DDの限界と注意点・PMIにおける高リスク事項の検証の必要性 ④M&A/PMIの成功率を高めるための取組みとポイントステージゲートアプローチによる投資プロセスや、DD検出事項の判断基準の確立、PMIにおけるグループ管理対応、など(6)質疑応答※申込状況により、開催中止となる場合がございます。※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。※録音、録画・撮影はご遠慮ください。