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開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
講師
ビックケミー・ジャパン株式会社 添加剤技術部 部長 若原 章博 先生
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー開催にあたって
■はじめに:
粒子の液中での分散・安定化は、コーティング液を中心に良く用いられる基礎的な技術である。粒子もいわゆる顔料から、フィラー・無機粒子、CNTやCNFなど多様で、液にしても水系からグリコール、NMP、アニソール、IPA、炭化水素など幅広い。多様がゆえに共通する合理的なアプローチ、現象の理論的な解釈を望む方は多いと思われる。
ここでは、基礎的な考え方を示したのち、組成要因すなわち分散剤の構造に立ち入って、粒子の安定化の具体策を紹介したい。
■受講対象者:
・分散をご専門にされていない方
・分散液を製品に使用しているが、その組成や基本的な配合の考え方についてお知りになりたい方
・実際に粒子などの沈降や分離などの課題を抱えておられる方
・塗布性に対する粒子の分散状態の影響を考えておられる方
・これから分散をしようと計画されておられる方
など
■必要な予備知識:
特に化学的・工学的な知識は必要ありません。コーティング液など実際に取り扱いの実務経験があると理解しやすいです。
セミナー内容
1.粒子の分散安定化の基礎
1)粒子が凝集していると液特性・膜特性にどんな影響が出るか
2)どのように分散の安定化を図るか
2.湿潤分散剤の基本構造と特徴
1)どのような思想で分散剤がデザインされているか。
2)水系・溶剤系など適用材料向けの推奨
3)塗料やインキ、電子材料、電池など使用用途別の事例及び推奨
4)プラスチックなど固形材料でのフィラー等の分散
3.塗布性の向上
1)泡や濡れ不良が起こらないよう塗布のための配合
2)垂れずに平滑な外観を得るためには
<質疑応答・個別質問・講師と名刺交換>
■ご講演中のキーワード:
顔料分散、湿潤分散剤、静電気的反発による安定化、立体障害による安定化、分子構造の制御