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ポリペプチド合成 の基礎と最新動向〜 構造タンパク質材料 の開発、大量合成と その特性・評価,応用技術〜
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
講師
理化学研究所 環境資源科学研究センター酵素研究チーム・上級研究員 博士(工学) 土屋 康佑 先生
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
酵素を利用した高分子合成(化学酵素重合)は環境負荷が極めて低いグリーンな反応で、安価・簡便で大量合成が可能であることから、石油由来の化成品合成の代替としてこれからの持続可能社会構築にむけて有望な合成法です。
本講演では、化学酵素重合としてタンパク質加水分解酵素(プロテアーゼ)を用いたポリペプチド合成法に焦点を絞り、重合条件や得られるポリペプチドの特性などの基礎的な知見について説明いたします。また、自然界に見られる様々な機能性タンパク質にヒントを得て、これらのタンパク質を模倣することで優れた性能を有する人工ポリペプチドの合成について具体的な例を挙げて解説します。
特に、クモ糸シルクなどの優れた力学特性を示すことで知られる構造タンパク質に焦点を当て、人工ポリペプチドの分子設計から合成、構造評価について概説します。
■この講座を受講して得られる情報・知見:
酵素を利用した合成および重合についての基礎的な知見および技術
化学酵素重合を利用したポリペプチド合成の設計方法
構造タンパク質の構造・物性評価とバルク材料への応用
構造タンパク質を模倣したポリペプチド材料の合成および特性 など
セミナー内容
1 構造タンパク質(ポリペプチド)合成の基礎
1.1 バイオ合成による構造タンパク質合成
1.2 化学合成的手法によるポリペプチド合成
1.3 酵素重合法を用いたポリペプチド合成
1.4 従来のポリペプチド合成法とvs酵素重合法
2 構造材料として見るタンパク質
2.1 構造タンパク質の力学的特性
2.2 一次構造(アミノ酸配列)の違いと物性の相関
2.3 構造タンパク質の高次構造解析
2.4 構造タンパク質の材料特性に対する水分子の影響
3 ポリペプチドモチーフの酵素合成と機能化
3.1 様々な機能性ポリペプチドの合成
3.2 構造タンパク質から抽出したポリペプチドモチーフの合成と評価
3.3 ポリペプチドモチーフを用いたシルク材料の高強度化
4 構造タンパク質を模倣したポリペプチド材料の設計および合成
4.1 酵素重合法による構造タンパク質モチーフの合成
4.2 2段階合成法によるクモ糸様ポリペプチドの合成
4.3 様々な構造タンパク質類似ポリペプチド合成への分子設計
4.2 非天然構造を導入することによる材料物性制御
<質疑応答>