モータシステムの品質問題&トラブル事例と解決方法

53,900 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社トリケップス
キーワード 機械設計   電子デバイス・部品   機械技術一般
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~ 事例解説で品質問題&トラブル対策が理解できる ~

セミナー講師

 野田伸一(のだしんいち) 氏 …工学博士 ワールドテック技術講師 <略歴、等> ・モータ研究・開発…46年間 ・技術分野…産業、家電、エレベータ、自動車、鉄道 ・特許論文…特許48件、論文55件 ・工学博士…モータ関連論文を総括して、モータ博士取得  ・表彰歴6件…電気学会論文賞、オーム技術賞、発明表彰(8件) ・専門書5冊…モータの騒音・振動と設計対策法等 ・非常勤講師…元芝浦工業大学、元大同工業大学、セミナー講師、社内専門講師 ・学会団体…モータ技術シンポジウム、IEEE、機械学会、電気学会

セミナー受講料

お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)

受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

セミナー趣旨

モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されています。モータを組み込むシステム機器として、品質問題やトラブルに出くわし、対応に追われる場合がある。ここで注意をしたいのが、その原因はシステムでの要因が1つでなく、複合要因であることが多く見受けられます。モータ、軸受、減速機、インバータ、電源などの構成要素などの広い視点で全体を見ないと本質の原因は突き止められません。本セミナーでは、モータ&インバータ、要素部品での多発する代表的な品質問題やトラブル事例とその原因究明、対策について事例を交えて解説する。対策方法そのものではなく、発生メカニズム、進め方や着地点(Goal)の設定を学ぶための研修です。本セミナーはモータシステムに「46 年間のモータ設計・品質の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、事例を交えて「実際に業務で使える内容」に重きをおき解説いたします。 ・モータの品質問題を発生しないようにするにはどうすればいいか?  ・どのような発生メカニズムでモータ品質問題がでるのか?  ・トラブルの対策やGoalの設定の仕方はどのような方法があるのか? 上記のような悩み・疑問をお持ちの方、モータシステムに関わる初心者からベテラン技術者の方のご参加をお待ちいたします。

セミナープログラム

 1 モータの品質問題途   1.1 品質とは、品質管理、統計的手法、ゲージR&R、シックスシグマ  1.2 故障部位と故障要因、診断技術、FMEA、QC7つの道具、実験計画法 2 モータ保守と故障診断方法  2.1 点検保守、振動法、温度管理、電流法によるモータ故障診断の方法  2.2 据付け、モータ荷重、ミスアライメント、経年寿命、故障診断 3 モータ絶縁  3.1 巻線構成、許容温度、絶縁劣化、巻線欠陥、耐圧試験、サージ電圧、製品検査  3.2 トラブル事例:インバータ運転レアショート、絶縁劣化の固定子電流法による検出 4 モータ要素(軸受、オイルシール、減速歯車、冷却ファン)  4.1 軸受寿命、軸受グリース、高速対応軸受、オイルシール、歯車損傷、ファン遠心力  4.2 トラブル事例:軸受破損、軸受電食、オイル漏れ、歯車破損、亀裂の原因と対策 5 振動  5.1 振動原因、モータ電磁振動、アンバランス振動、振動測定法・振動判定方法  5.2 トラブル事例:PMモータ開発のトルクリップルの問題と対策法 6 騒音  6.1 音の測定、音の判別、吸音機構、遮音と透過損失、振動絶縁  6.2 トラブル事例;相手装置とモータの組合せで発生する騒音と対策 7 インバータ  7.1 インバータ制御、インバータ仕様、現場での諸特性、パラメータ  7.2 トラブル事例:インバータ高周波電流漏れ、配線焼損、コネクタの接触不良 8 品質問題の解決法  8.1 FMERA分析、要因分析法、なぜなぜ分析、真因調査  8.2 品質問題の解決へ手順、客先報告書の書き方  8.3 トラブル対応:Goalの落とし所はどのように決めるの