シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法~基礎、使用方法、用途、種類、選択のポイント~
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 複合材料・界面技術 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
〇シランカップリング剤にご興味お持ちの方は是非、ご参加ください!〇シランカップリング剤の応用事例に加えて、既存のシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく開発されたシランカップリング剤を紹介!
セミナー講師
信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所第一部開発室 安田 成紀 先生
■ご略歴2016年 信越化学工業(株)入社入社以来、シランカップリング剤の開発を担当しております。■ご専門および得意な分野・ご研究有機化学
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
シランカップリング剤とは、分子中に無機材料と化学結合する反応基(加水分解性シリル基)と、有機材料と化学結合する反応基とを併せ持つ化合物の総称である。無機材料と有機材料とを結ぶ仲介役としての働きをすることから、有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、表面改質等の多種多様な用途に使用されている。 本講演では、シランカップリング剤の使用方法や選定のポイントを紹介する。また、シランカップリング剤の応用事例に加えて、既存のシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく開発されたシランカップリング剤を紹介する。
受講対象・レベル
・溶媒や樹脂へのフィラー分散をご検討されている方・有機樹脂、無機基材の密着をご検討されている方・その他、シランカップリング剤にご興味お持ちの方
必要な予備知識
・ 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたしますが、弊社HP(https://www.silicone.jp/)のカタログやシリコーンセレクションガイドなどを一読すると更に理解が深まるかと存じます。
習得できる知識
・シランカップリング剤の基礎、使用方法、用途、種類、選択のポイント
セミナープログラム
1、シランカップリング剤とは -1)シランカップリング剤の構造 -2)シランカップリング剤の作用機構 -3)シランカップリング剤の応用事例 2、シランカップリング剤水溶液の使いこなし -1)加水分解速度(pH、アルコキシ基数、有機官能基種依存性) -2)水溶液中のシロキサン組成(pHと濃度依存性、経時変化) 3、シランカップリング剤による樹脂改質 -1)改質方法 -2)各種樹脂への適用シラン 4、シランカップリング剤による粉体処理 -1)乾式法と湿式法 -2)処理状態の分析方法と具体例 5、各種シランカップリング剤の使用例 -1)ビニルシランの使用方法について -2)エポキシシランの使用方法について -3)アミノシランの使用方法について -4)(メタ)アクリルシランの使用方法について -5)メルカプトシランの使用方法について -6)イソシアネートシランの使用方法について 6、最新のシランカップリング剤 -1)長鎖シランカップリング剤の紹介 -2)短鎖シランカップリング剤の紹介 -3)官能基保護型シランの紹介 -4)VOCフリー型シラン水溶液の紹介 -5)その他新規シランカップリング剤の紹介
■講演中のキーワード シランカップリング剤、フィラー、樹脂改質、加水分解、水溶性、密着性