導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂材料   電子材料   応用物理一般
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

~ 電気伝導メカニズム、各導電性高分子の特徴、注目の新しい技術 ~~ FET・有機薄膜太陽電池・熱電変換への応用 ~ 

導電性高分子の種類や伝導メカニズム等の基礎から、測定法(電気伝導・電気物性)、新しいドーピング法・高分子とのブレンド/コンポジット・機械的強度の高い足場との化学ブレンド等の注目されている新技術、FET・有機薄膜太陽電池・熱電変換への応用まで、なるべく数式を使わず分かりやすく解説します。

 

日時

【Live配信】2024年5月20日(月)  13:00~16:30【アーカイブ配信】視聴期間:終了翌営業日から7日間[5/21~5/27中]を予定  受講可能な形式【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ 

セミナー講師

東京農工大学 工学研究院応用化学部門 教授 博士(工学) 下村 武史 氏 専門:高分子物性、導電性高分子平成5年 東京大学工学部物理工学科 卒業平成7年 東京大学大学院工学系研究科修士課程 修了平成9年 東京大学工学系研究科物理工学専攻 助手平成17年 東京農工大学共生科学技術研究部 助教授平成25年 現職

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら 

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)その他注意事項※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー趣旨

導電性高分子は軽くて電気の流れるプラスチックとして知られ、特に2000年の白川博士のノーベル賞受賞により広く一般の注目を集めた。従来用いられてきたコンデンサーなどの用途に加え、近年では透明電極、帯電防止・電磁シールドなどにも用いられ、特に有機LEDでは正孔輸送層として欠くべからざる材料となっている。こうした導電性高分子の産業界進出には、精巧な合成法の確立やモルフォロジーの正確な理解・制御に加えて、PEDOT:PSSといった安価で高性能な材料開発が大きな役割を果たした。現在も有機薄膜トランジスタ、高分子薄膜太陽電池、有機熱電変換への展開を視野に、高分子ブレンドやドナーアクセプタータイプなどの新しい導電性高分子の開発が進められている。こうした導電性高分子の独特な伝導メカニズムの理解、PEDOT:PSSを始めとする各所で活躍する導電性高分子の特徴、高分子ブレンドに代表される最近の研究動向、その応用について概説を行う。

受講対象・レベル

導電性高分子への新規開拓を目指す方や当該分野に従事する部署の新入社員など。できるだけ数式を使わずに話すが、最初の基礎タームだけは初歩的な量子論的の理解は必要かもしれない。

習得できる知識

・導電性高分子の電気伝導メカニズム・PEDOT:PSSなどの個別の導電性高分子の特徴・導電性高分子の注目されている新しい技術

セミナープログラム

1.導電性高分子の基礎 1.1 導電性高分子の種類 1.2 導電性と半導電性 1.3 バンド構造と電気伝導性の発現 1.4 パイエルス不安定性 1.5 ドーピングと導電性 1.6 ソリトン・ポーラロン・バイポーラロン 1.7 金属伝導の発現 2.測定法 2.1 電気伝導の測定法 2.2 電界効果トランジスタ(FET)の測定法 2.3 一本鎖スケールの電気物性の測定 3.導電性高分子の特徴 3.1 ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT:PSS)の構造と特徴 3.2 ポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)の構造と特徴 3.3 ポリアニリン(PANI)の特徴 4.導電性高分子の新しい展開 4.1 新しいドーピング法の開発 4.2 非導電性高分子とのコンポジット 4.3 導電性・非導電性高分子とのブレンド 4.4 機械的強度の高い足場との化学ブレンド 5.導電性高分子の応用 5.1 FETへの応用 5.2 有機薄膜太陽電池への応用 5.3 熱電変換への応用 □質疑応答□