リアルワールドデータ(RWD)を活用するための薬剤疫学基礎セミナー<RWD分析のための必須スキル>

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   データマイニング/ビッグデータ   SQC一般
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信受講】オンライン配信セミナー

~ 選択バイアスや情報バイアス、交絡等を的確にとらえて適切な対処をする ~ 

RWDを分析するうえでは、難解な数式を理解する『統計学スキル』の習得よりも、 研究デザインを策定するスキルとなる『疫学スキル』がコスパ最強です。 > 何故にこの研究は介入/非介入研究を選ぶのか > 何故にこの研究では対照群として自己を対照にしているのか  研究デザインは、相応の根拠をもって選ばれるものであり、     コストや期限だけで決定するものではありません。     許容できる/できないバイアス、相応しい指標の選択、一般化可能性などの     疫学スキルがなければ“コスパ”に見合わない、残念な研究デザインを採択してしまう恐れがあります。

 

日時

【Live配信受講】 2024年4月22日(月)  10:30~16:30【アーカイブ配信受講】 2024年5月8日(水)  まで受付(配信期間:5/8~5/21)  受講可能な形式【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ ※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

エピデンスベイスド 代表 青木 事成 氏【中外製薬(株) にて薬剤疫学 プロフェッショナルとして勤務】略歴1991年:日本ロシュ(現中外製薬)入社、以降、PV領域において生物統計・データマネジメント・薬剤疫学・データサイエンス業に従事2017年~2021年:安全性リアルワールドデータサイエンス部長2022年~:薬剤疫学プロフェッショナル主なご研究・ご業務日本薬剤疫学会理事認定薬剤疫学家書籍:「医療DATAコト始め」(日経BP出版)業界での関連活動日本製薬工業協会/医薬品評価委員会/医療情報DB活用促進TFリーダー日本製薬団体連合会/安全対策WT3(薬剤疫学・医療データ活用促進)リーダー

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) Live配信/WEBセミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

RWDを分析するうえで生物統計学のスキルが不足していると自覚している人は多いようですが、一方で研究デザインを策定するスキルとなる疫学の方はそのスキル不足に無自覚な人も多いようです。選択バイアスや情報バイアス、交絡等を的確にとらえて適切な対処をすることは、難解な数式を理解する統計学スキルの習得よりも“コスパ最強”であり、研究をデザインするうえでいわば必須のスキルです。応用統計手法が使われることでもっともらしい研究結果が実は怪しいということも案外と多く、研究論文を適切に読解するうえでも疫学の基礎スキルは理解しておいて損はありません。◆講習会のねらい◆何故にこの研究は介入/非介入研究を選ぶのか、何故にこの研究では対照群として自己を対照にしているのか―。研究デザインは相応の根拠をもって選ばれるものであり、それはコストや期限だけで決定するものではありません。許容できる/できないバイアス、相応しい指標の選択、一般化可能性などの疫学スキルがなければ“コスパ”に見合わない、残念な研究デザインを採択してしまう恐れがあります。本講習会では種々のバイアスと研究デザインを紐づけながら、適切な研究デザインを策定するスキル、疫学論文を読了するスキルを履修します。また、「疫学とは何ぞや」。医療行為を行わずして病苦から人々を救うというユニークな学問領域がどのようにして生まれ育ったのか、その原点を概観することからその本質理解にチャレンジしていきたいと思います。

セミナープログラム

1. 疫学の始まり●パンデミックと向き合う疫学●ブロードストリート事件●クリミア戦争●麦めし男爵●レンツ警告2. 研究の開始●仮説生成と仮説検証●記述疫学の有用度●リサーチ・クエスチョンとは~疑問を調べられる形式に変換する~●既存論文の検索と読了●介入研究/非介入研究の選択~エビデンスレベルとの折り合い~●RWDの選択~お金と時間と結果の一般化との折り合い~●PICO~研究の骨格作り~●指標の選択3. 踏まえるべきバイアス●選択バイアス●観察者バイアス●適応の交絡●情報バイアス●誤分類●思い出しバイアス●リードタイムバイアス●レングスバイアス●イモータルタイムバイアス3. 適切な研究デザインを選ぶ●コホート研究●横断研究●ケース・コントロール研究●ネステッド・ケースコントロール研究●自己対照モデル4. 適切な指標を選ぶ●記述統計量●有病率●罹患率●累積罹患率●リスク比●オッズ比●調整されたリスク比/オッズ比●カプラン・マイヤー曲線●有意差検定●点推定と区間推定5. RWD分析におけるバリデーション対策●アウトカムバリデーション●バリデーション・スタディの実施●ゴールド・スタンダード●カルテレビュー●カッパ係数●感度と特異度●陽性的中度と陰性的中度●支援団体?!~海外:OMOP→OHDSI~●支援団体?!~国内:PMDA&製薬団体~●支援団体?!~国内:日本薬剤疫学会~6. 結果の考察と論文読了のコツ~レビュアーのスキル~●研究デザインの適切性●結果指標解釈の妥当性●結果の一般化可能性●利益相反●病名の信ぴょう性●システマティックレビュー●出版バイアス□質疑応答□