実験と解析の双方を対比しながら解説 :振動(実験)モード解析と有限要素法による振動解析の活用法・コリレーション解析・構造変更シミュレーションと感度解析のしかた(基礎~実務)【オンデマンド】

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開催日 オンデマンド
主催者 有限会社 アイトップ
キーワード 機械技術一般   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国

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セミナー講師

(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳名古屋大学大学院 非常勤講師(英語で応用数学の講義を担当)工学博士 小林 英男 氏

 東京電機大学工学部卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校(通称UCバークレー、世界大学ランキングで毎年10位以内)に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出しました。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積みました。 その後、技術コンサルタントとして独立して25年以上がが経過しました。主に1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、500社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施してきました。この間に先進国を中心に30ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行いました。

 日本各地の産業技術センター、日刊工業新聞社など主催の多くのセミナーの講師も行ってきております。理論および実務経験豊富なセミナー内容で大好評をいただいております。

セミナー受講料

お一人様¥40,000(テキスト代など全てを含む)になります。

<テキストについて>テキストは、PDF化したものをメールに添付して受講者様にお送りさせて頂きます。基本的にお申込み頂いた日にPDFテキストをお送り致します。 テキストは1枚のA4に2スライド印刷なので文字が適度な大きさなので見やすくなっております。 なお、テキストのコピーおよび2次配布などは禁止させて頂いております。

セミナー趣旨

振動の実験解析技術と有限要素法による数値解析技術を連携・統括してわかりやすく解説! 有限要素法における振動解析精度を向上させるための振動の実験解析結果の効果的な活用方法とは? この技術セミナーでは、実験による振動解析と有限要素法などのコンピュータ・ シミュレーション(数値解析)の双方による相乗効果の出しかたをわかりやすく解説致します。 構造変更シミュレーションと感度解析のしかたについても、手計算で行える方法につても理論だけでなくそれを活用した計算例題についても分かり易く解説致します。また、コンピュータシミュレーション技術全般についても、現時点での世界の最新情報(動向)についても解説致します。本セミナーでは難解な内容も、わかりやすく、しかも実務にすぐに役立つように解説致します。

本セミナーの副読本として、本セミナーの講師が執筆致しました書籍をご活用下さい。本セミナーでは、時間の都合上使用致しませんが、セミナー受講直後にお読み頂くと、セミナーの理解がかなり進みます。

<講師のブログ>いろいろな技術内容などについて短くしかも分かりやすく解説しています。

受講対象・レベル

1.数値解析しかしたことがないので実験解析についても勉強されたいというかた。またはこの逆のかた。2.有限要素法による振動解析(固有値解析など)の全体像と技術的ポイントや技術ノウハウを勉強されたいというかた。3.振動の実験解析のしかたと技術的ポイントや技術ノウハウを勉強されたいというかた。4.有限要素法による振動の数値解析と振動の実験解析を連携して応用する技術(相乗効果のだしかた)について学びたいというかた。5.有限要素法における振動解析精度を向上させるための振動の実験解析結果の効果的な活用の仕方を学びたいというかた。6.構造変更シミュレーションとは何かについて知りたい方。構造変更シミュレーションを機械設計に役立てる方法について学びたいというかた。7.感度解析とは何かについて知りたい方。感度解析を機械設計に役立てる方法について学びたいというかた。8.有限要素法による振動解析と振動の実験解析の両方に詳しくなりたいというかた。9.振動問題の解決のために有限要素法による振動解析と振動の実験解析を効率的に役立てる方法を学びたいというかた。10. 有限要素法による固有値解析と実験解析におけるコリレーション解析とモード信頼性評価基準(MAC)について勉強されたいかた。11. 振動現象のMBD(Model Based  Design)のための物理モデル化、1DCAEやデジタルツインについても学びたいというかた。

必要な予備知識

高校で学ぶ数学と物理(力学)の知識があれば望ましいですが、数式だけでなく言葉でも説明しますので数式が理解できなくても内容は理解できます。

習得できる知識

上記の<受講対象者>のところで記した内容。

セミナープログラム

  1. 振動技術のための入門
    1. 基本用語の解説振幅、周波数、周期、波長、角速度、etc.
    2. 固有振動数と振動モードとは?(ビデオ動画にて解説)
    3. 1自由度と多自由度ー両者の技術理論は同じか? それとも異なるのか?ー
  2. 振動の実験解析:実験モード解析を入門から解説
    1. 実験モード解析とは? やさしく解説すると ...
    2. 日本における実験モード解析の歴史の概説
    3. 実験モード解析のための周波数応答関数の測定のしかたとノウハウを分かりやすく解説!
    4. 実験モード解析ソフトの中では何をやっているのか理論を含め分かりやすく解説?
    5. 実験モード解析のわかりやすい動画デモを解説
    6. 実験モード解析の欠点を補う実稼働解析について分かりやすく解説!
    7. 実稼働解析の中では理論的に何をやっているのか? 
  3. 振動の数値解析:有限要素法による振動解析としての固有値解析などを入門から分かりやすく解説
    1. 固有値解析とは? やさしく解説すると...
    2. 固有値解析の歴史(実は数学者そして工学者のよって異なります)
    3. 固有値では実際に何をやっているのか?
    4. 有限要素法による固有値解析の例と理論解との比較の比較のしかた
    5. コンピュータシミュレーション技術の全貌
  4. 実験モード解析結果と有限要素法による振動解析の結果の比較のしかたおよび相乗効果のだしかた(考え方から実例まで)
    1. 比較をするためには、固有振動数が先か?それとも振動モードが先か? まずかこれがポイント!
    2. 有限要素法による固有値解析と実験のコリレーション解析とモード信頼性評価基準(MAC)を分かりやすく解説
    3. 相乗効果の出しかたとは?そのための技術ノウハウ
    4. 実験解析結果による有限要素解析モデルのモデル・アップデーティング技術を分かりやすく解説 
  5. 構造変更シミュレーションについて振動の実際を理論化し計算できるようにした耐振設計とは? 
    1. 動的設計における構造変更とは?
    2. 設計変数とは?
    3. 構造変更シミュレーションの理論を分かりやすく解説
    4. 構造変更シミュレーションの計算のしかたと計算例題を解説
  6. 感度解析について機械設計段階で振動を効率的に低減させる方法はあるのか? 
    1. 感度解析とは?
    2. 感度係数とは?
    3. 感度解析の理論を分かりやすく解説
    4. 感度解析の計算のしかたと計算例題を解説 
  7. 質疑応答