精密接着技術の基礎と応用

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 高分子・樹脂加工/成形   光学技術   電子デバイス・部品
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

電子部品、光学部品等の精密部品組み立てに使用する接着剤の選定・使用法・トラブル対策 

本セミナーでは、接着の基礎技術を概説した後に、精密接着技術について、光情報通信用精密光部品の組立工程などを例に、接着剤の選定方法やトラブル対策などについて解説する。

受講可能な形式:【Live配信】のみ  

セミナー講師

技術コンサタント 村田 則夫 氏[経歴] 1971年、日本電信電話公社(現 NTT) 入社。研究所で、電子電気部品・半導体用実装材料、電波吸収材料、粘着性テープ、難燃ケーブル外被材料、不燃・耐熱性無機エラストマ材料、ケーブル外被接続用材料、プラスチックリサイクル技術、光ファイバ接続用接着材料、光通信部品組立用接着技術など、情報通信用有機材料技術の研究開発及び現場向けの材料技術協力支援活動に従事。1996年、NTTアドバンステクノロジ(株)に移り、光通信部品用接着剤・樹脂材料の開発・商品化に従事。接着・信頼性技術グループリーダ、NTT-ATフェロー。2009年から、接着技術アドバイサとして、企業や大学に対し、機能性接着剤/樹脂の研究/開発/商品化に携わる研究技術者や機能性接着剤/樹脂技術を利用する部品技術者への支援活動を実施。また、機能性接着剤・樹脂技術を研究・開発する研究者や技術者の育成指導も手掛ける。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら

配布資料・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。その他注意事項※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー趣旨

近年、IoT(Internet of things)化やAI(人工知能) 化などの情報の伝達・処理技術が発展拡大中です。これらを支える各種の電子部品や光学部品などの精密部品の高性能化や低コスト化の要求が急激に拡大し、製品の品質と信頼性の確保や更なる向上も期待されています。これらの精密部品の組み立てには、低コスト化が期待できる各種の接着剤が使用されていますが、その接着剤の適切な選定・使用や接着剤のトラブル対応策などを実施するには、多くの経験や知識が必要です。本講座では、まず初級技術者向けに接着の基礎技術を概説し、次に実務技術者向けに精密接着技術の適切な適用方法として、①精密接着剤の種類と特徴、②選定方法、③使用方法、④技術的トラブル対応方法、⑤最近の精密接着・接合技術などを解説します。また、精密接着技術の応用技術の具体例として、光情報通信用精密光部品の組立に使用されている①精密光部品接着固定技術、②光路結合用透明接着技術、③光コネクタや光ファイバアレイの組み立て接着技術、④光ファイバ接続補強用接着シール技術などにおける精密技術を紹介します。さらに、日本接着学会の構造接着・精密接着研究会において2018年から開始され、現在、2023年から展開されているPhase2の精密接着ワーキンググループ活動状況の一部を紹介します。

受講対象・レベル

・精密接着技術を利用して、部品、機器などを開発・製造を計画あるは実施している企業の技術開発担当者・精密接着剤・樹脂の開発・商品化に興味持っている接着剤メーカや部材メーカの技術担当者や開発・商品企画担当者

習得できる知識

・最適な精密接着技術(適切な接着剤選定と接着剤使用方法)・精密接着技術に関するトラブル対応技術・光通信部品や各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる簡便な精密部品接着組立技術・最近のIoTやAI などの情報の伝達・処理技術、ロボット化技術、安全・安心・健康対応技術を支える各種の光電子デバイス、光、電気などを利用したセンサ類、表示機器などの精密部品・機器の高性能化、高信頼化、低コスト化を実現できる精密接着技術・現代の高度情報化社会を支えている、大容量・高速通信を可能にする光通信技術や大規模電子回路(LSI)のシリコン集積回路技術において、各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる精密部品接着組立技術

セミナープログラム

1.接着技術の基礎 ―接着のプロセスと強い接着接合部を実現するには―2.精密接着技術 2.1 精密接着剤の種類と特徴 2.2 接着剤の適切な選定方法 2.3 接着剤の適切な使用方法 2.4 接着剤のトラブル対応方法 2.5 最近の精密接着・接合技術3.光通信用光部品における精密接着技術 3.1 精密部品固定接着技術 3.2 光路結合用接着接合技術 3.3 光コネクタ接着組立技術 3.4 光ファイバアレイ接着組立技術 3.5 光ファイバ融着接続部の防水接着シール技術 3.6 光部品防湿接着シール技術4.日本接着学会 精密接着ワーキンググループ活動の紹介5.終わりに、技術課題など□ 質疑応答 □