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開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 電気・電子技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】新宿文化センター |
交通 | 【地下鉄】東新宿駅 |
講師
東京農工大学 大学院工学研究院 教授 工学博士 宇野 亨 先生
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
現在では電磁界解析の市販のソフトが広く普及し,アイディアの具現化や製品化に少なから貢献していると言ってよい.使い方を間違えなければ強力なツールとなることは間違いないが,計算機以内では単に四則演算をしているにすぎないから,物理的にあり得ない答えや矛盾する結果を正しく判断できていないと思われる例も散見される.
本講座は,これらを払拭するすることを目的に開催するもので,特に初心者でも「食わず嫌い」にならないように,電磁界解析法の基礎や方法を簡単に説明するとともに,ある程度経験がある技術者でも陥りやすい誤りなどを紹介する.
■この講座を受講して得られる情報・知見:
・電磁界解析の基礎とその関連知識
・代表的な数値電磁界解析法(モーメント法,有限要素法,FDTD法)の基本性質と計算手法
・近似法の性質と適用範囲
・電磁界解析法の使用範囲や適用基準
・その他関連事項
セミナー内容
1. 解析的に解ける問題と解けない問題
1.1 電磁界解析に不可欠な基礎知識
1.2 規範問題
1.3 計算手段
1.4 主な文献とその内容
1.5 代表的な数値解析手法とその性質
2.数値電磁解析法
2.1 モーメント法
2.1.1 積分方程式とその解法
2.1.2 基底関数の選び方
2.1.3 電磁波の散乱とアンテナ
2.1.3 解析例と計算上の注意
2.2 有限要素法
2.2.1 汎関数と最小値問題
2.2.2 波動方程式の重み付き残作法
2.2.3 スカラー要素とベクトル要素
2.2.4 解析例と計算上の注意
2.3 FDTD法
2.3.1 Yeeアルゴリズム
2.3.2 吸収境界
2.3.3 全電磁界と散乱界
2.3.4 アンテナ問題
2.3.5 特殊媒質
2.3.6 計算上の注意
3. 近似法
3.1 高周波近似
3.1.1 幾何光学的回折理論
3.1.2 物理光学近似法
3.2 低周波近似法
3.2.1 ボルン近似
3.2.2 回路近似
4. どんな時に何を使うか
4.1 得手・不得手を知ろう
4.2 何を知りたいのか
4.2.1 散乱かインピーダンスか
4.2.2 計算精度の追求か・現象の把握か
4.3 選択基準はどうするか
4.3.1 微分方程式の型
4.3.2 物理的な大きさと電気的な大きさ
4.3.3 計算資源
4.4 関連手法とその性質
<質疑応答>