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X線構造解析技術 〜機能性材料開発の指針とAIの適用に向けて〜
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 情報技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
X線構造解析を基礎から学ぶ! AI・機械学習の適用:材料開発の独創性に繋げる!
講師
名古屋大学 大学院工学研究科 教授 理学博士 澤 博 先生
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講師より
材料開発に欠かせない構造同定のための基礎知識から最先端の解析について、基本から実際の手法までの全体像について解説します。粉末回折による材料開発手法についての研究会等は多いのですが、このセミナーでは主に単結晶を用いた構造同定の重要性とその御利益についてわかり易く説明します。また、これらの方法論を材料開発の独創性に繋げるために、例えば機械学習を取り込むことで直面する問題点と、取り組む方法論について提案します。
■受講対象者は?
・材料分析・解析業務従事者
・各種材料研究者・開発者
・量子力学的な(計算化学的な)アプローチをしている(したい)方
・放射光の活用を検討している方
セミナー内容
*受講者の要望に応じて、各項目の解説時間を加減する予定です。
特に学びたい項目がありましたら、事前にご連絡下さいませ。
1 物質の分類:結晶とそうでないもの
1.1 固体、液体、気体・・・物質を規定するのは何か?
1.1.1 規則性と周期性の違い
1.1.2 結晶格子とは?
1.1.3 結晶を分類するために必要な最小限の群論
1.1.4 晶系、ブラベー格子、点群、空間群、対称操作入門
1.2 結晶構造を表すために
1.2.1 格子ベクトル、ミラー指数
1.2.2 逆格子ベクトル
1.2.3 簡単な結晶の紹介と考え方
2 X線散乱
2.1 波の性質
2.1.1 波をどう表わすか
2.1.2 回折現象を数式で理解する
2.1.3 散乱ベクトルと弾性散乱
2.1.4 波の重ね合わせとフーリエ変換入門
2.1.5 原子からの散乱と原子散乱因子
2.1.6 周期的に並んだ原子からの散乱
2.2 結晶構造因子
2.2.1 物質からのX線回折をどう扱うか
2.2.2 単結晶X線回折と粉末X線回折
2.2.3 結晶構造因子を計算する
2.2.4 簡単な結晶によるX線回折
2.2.5 消滅則と物質の同定
3 材料開発に必要なX線回折とは?
3.1 物質の機能を明らかにするために必要な情報とは?
3.1.1 解析の精度と測定条件
3.1.2 データベースをどう利用するのか?
3.1.3 X線回折データの扱い方
3.1.4 実験室系と放射光施設の相補的利用
3.1.5 材料開発に必要な情報の整理
4 現状と今後の展開
4.1 新機能材料開発のための新手法 〜 AIを導入するには?
4.1.1 機械学習入門
4.1.2 X線データと機械学習・・・何を知っていなければならないか?
4.1.3 データベースと機械学習
4.2 まとめ
<質疑応答・名刺交換・個別相談>