ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術

44,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 物理化学   物理化学
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

★ぬれ現象の基礎である接触角・表面張力に関する理論とその測定・評価法について解説! 

★シランカップリング、チオールによる固体表面の親水/疎水および親油/疎油性表面改質、光エネルギー等によるぬれ性制御方法とその工業的応用例について説明!

セミナー講師

宇都宮大学  工学部基盤工学科 教授  佐藤 正秀 氏

【経歴】1994年3月 東北大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程後期修了1994年4月-1997年3月 東北大学反応化学研究所(現 多元物質科学研究所) 分離精製工学研究分野 助手1997年4月-2006年3月 宇都宮大学工学部応用化学科 助手2006年4月-2007年3月 宇都宮大学工学部応用化学科 講師2007年2月- (独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 宇宙技術グループ 客員研究員(兼任)2012年4月-2015年3月 宇都宮大学大学院工学研究科学際先端システム学専攻 准教授2015年4月- 宇都宮大学大学院工学研究科物質環境化学専攻 准教授2019年7月- 宇都宮大学工学部基盤工学科物質環境化学コース 教授現在に至る【専門内容】金属・金属酸化物及び炭素系ナノ材料、ナノ材料分散流体の合成、シランカップリング、チオール、ホスホン酸などを用いる化学的表面改質

セミナー受講料

【1名の場合】44,000円(税込、資料作成費用を含む)2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

セミナー趣旨

 液体と固体表面が関与するぬれ現象の把握と制御は、塗料・顔料製造、各種工業操作における塗装・塗布・乾燥工程などに必要不可欠なのはいうまでもない。これ以外にも、半導体製造プロセス(基板汚染度の測定や液浸フォトリソグラフィにおける液浸レンズの制御)、各種医工学バイオプロセス(固体表面への培養培地・細胞・細菌・微生物などの付着程度の制御)など、一見無関係に思える先端的工業操作においても重要な要素を占めている。 ここではぬれ現象の基礎である接触角・表面張力に関する理論とその測定・評価法の解説と、シランカップリング、チオールによる固体表面の親水/疎水および親油/疎油性表面改質、光エネルギー等によるぬれ性制御方法とその工業的応用例について説明する。

【キーワード】表面張力,濡れ,改質,前処理,シランカップリング剤,制御,測定

【習得できる知識】ぬれ性、表面張力の基礎と測定方法表面分析法の基礎親水性、疎水性、疎油性表面改質法の基礎

セミナープログラム

1.ぬれ性・表面張力の基礎 1-1 接触角と表面張力の定義と特徴 1-2 表面自由エネルギーとぬれ性 1-3 臨海表面張力2.ぬれ性に影響する諸因子 2-1 表面官能基とぬれ性の関係 2-2 表面ラフネスとぬれ性の関係3.ぬれ性・表面張力の測定法 3-1 Welhelmy法 3-2 ペンダントドロップ法 3-3 滴重法 3-4 最大泡圧法 3-5 接触角・ぬれ性の測定方法 3-6 転落角・前進/後退接触角を通じた動的ぬれ特性評価4.ぬれ性評価のための表面分析 4-1 XPS 4-2 AFM5.化学的表面改質によるぬれ性制御 5-1 前処理・洗浄工程 5-2 シランカップリング剤処理 5-3 干す本さん処理 5-4 チオール処理 5-5 薄膜化・厚膜化6.外部エネルギー応答型ぬれ性制御 6-1 温度応答型ぬれ性制御 6-2 光応答型ぬれ性制御7.ぬれ性制御の応用 7-1 表面へのぬれ性パターン付与方法 7-2 インクジェット回路印刷プロセスへの応用 7-3 伝熱促進技術への応用【質疑応答】