【オンライン/会場】《元経済産業省人材政策室の弁護士が解説する》従業員の副業・兼業への対応と副業・兼業の労務管理、制度設計上の留意点

38,500 円(税込)

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開催日 14:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 一般社団法人企業研究会
キーワード 人的資源マネジメント総合   企業法務   コンプライアンス
開催エリア 東京都
開催場所 【台東区】企業研究会セミナールーム
交通 【地下鉄】仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅 【JR】御徒町駅 【つくばエクスプレス】新御徒町駅

~人的資本可視化、副業・兼業の許容状況等の開示推奨を踏まえて~

セミナー講師

日比谷タックス&ロー弁護士法人 弁護士 堀田陽平 氏

2017年鳥飼総合法律事務所に入所後、同所パートナーの独立に伴い現在の事務所に参画。2018年10月から2020年9月まで経済産業省経済産業政策局産業人材政策室室長補佐として着任。人材版伊藤レポートの策定、兼業・副業、フリーランス、テレワークの推進等、多様な働き方の推進政策に従事。

著書:「Q&A 企業における多様な働き方と人事の法務」(新日本法規、単著)、「働き方の多様化に備える労働条件通知書兼労働契約書の書式例と実務」(日本法令、共著)、その他寄稿多数。

情報発信:日経新聞私見卓見「ジョブ型雇用を機能させるには」掲載(2021年2月26日)、その他日経COMEMOキーオピニオンリーダーとして働き方に関する情報発信を行う。

セミナー受講料

会員 35,200円(本体 32,000円) 一般  38,500円(本体 35,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

【会場受講の方】お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。

セミナー趣旨

働き方改革実行計画に基づいて平成30年1月にモデル就業規則の改定と「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が策定されました。その後も、政府は副業・兼業の推進を図っており、令和2年9月の副業・兼業ガイドライン改定では、「管理モデル」の策定を含めた労務管理上の考え方が整理されました。また、令和4年7月の副業・兼業ガイドラインの改定では、副業・兼業の許容状況等の開示を推奨する旨が示されました。副業・兼業の推進については、上記の開示推奨の他にも、経済産業省産業人材政策課が令和4年5月に公表した「人材版伊藤レポート2.0」においても人的資本経営の実践の手法の一つとして推奨され、人的資本経営との関係でも重要性が増しています。そもそも、法的には副業・兼業は原則として自由であるとされており、これを禁止することは例外的な場面に限られています。したがって、そもそも副業・兼業を一律に禁止している企業は考え方を転換する必要があります。また、副業・兼業の「許容」からさらに「推進」を図る場合には、副業・兼業の場合の労務管理のポイントを押さえつつ制度設計を行う必要があります。そこで、本セミナーでは、副業・兼業を禁止の可否の判断や、副業・兼業の場合の労務管理等の法的留意点を踏まえた副業・兼業制度の設計のポイントについて解説します。

受講対象・レベル

人事部門、労務部門、経営管理部門、監査部門、法務部門、総務部門など関連部門のご担当者様

セミナープログラム

第1部 副業・兼業の現状1 副業・兼業推進政策の経緯と現在2 企業と働き手の副業・兼業に対する対応状況3 人的資本経営と副業・兼業の推進第2部 副業・兼業を禁止できる場合の限界1 副業・兼業の自由に関する裁判例2 副業・兼業の許可制度とその限界3 トラブル事例からみる副業・兼業を禁止できる場合/できない場合第3部 副業・兼業の場合の労働基準法等の労働関係法令の適用1 労働時間の通算の要否2 他社での労働時間の把握管理方法(自己申告、管理モデル)3 副業・兼業ガイドラインと厚労省通達の法的問題点4 副業・兼業の場合の残業代請求訴訟への対応第4部 業務委託型の副業・兼業の受入れの注意点1 業務委託型副業と副業・兼業ガイドラインの関係性2 業務委託型副業場合に適用される法律、ガイドライン3 労働者性の判断基準4 フリーランス新法のポイント5 業務委託契約で副業人材を受け入れる場合のポイント第5部 副業・兼業と残業命令等の人事権行使と健康確保1 副業・兼業実施者への残業命令の可否2 副業・兼業実施者への転勤命令の可否3 最新裁判例を踏まえた副業・兼業実施者に対する安全配慮義務違反の成否第6部 副業・兼業ガイドラインの問題点と副業・兼業の推進と制度設計の留意点1 副業禁止が招く法的リスクと開示推奨を踏まえた制度設計のポイント2 副業・兼業の許可にあたり申請を受けるべき情報3 副業・兼業許可後の対応4 制度設計にあたりよくある疑問点と対応(許可条件の設定、労働時間管理方法等) ※申込状況により、開催中止となる場合がございます。※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。※録音、録画・撮影はご遠慮ください。