【入門編】微生物管理技術と検査法の基礎/微生物同定試験のポイント

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード バイオ技術   医薬品技術   食品加工
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

微生物検査の心構えから、
検査でのISO17025の試験所認定取得、検査員の精度管理まで


微生物管理の基礎・検査上での注意点やポイントを具体的に学ぶことができます!

セミナー講師

アース環境サービス株式会社  経営戦略室兼彩都総合研究所分析センター嘱託  
バイオリサーチフェロー  博士(理学)(系統微生物学)猪野 毅氏
経歴
1990年9月 東京理科大学大学院理工学研究科応用生物科学専攻博士課程修了 
1991年4月 日本歯科大学歯学部細菌学教室助手
1992年11月 アース環境サービス株式会社 入社 (開発部)
 2003年4月より総合研究所所長、2011年4月より総合分析センター長、
 2015年7月より2017年3月まで彩都総合研究所分析センター長 
2000年4月 北里大学医療衛生学部非常勤講師(食品衛生学)
2002年3月 退任  
研究・業務
Acinetobacter属細菌の分類学的研究
      ・ヒトの口腔から分離したトレポネーマの性状
      ・南極の資源微生物学的研究
      ・経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業
       「発酵食品製造における微生物汚染防止のための品質管理システムの開発」など
業界での関連活動
セミナー:微生物の取り扱い・管理の基本と微生物同定試験のポイント(R&D支援センター)
     ・食品工場におけるバイオフィルム防止の実際(サイエンスフォーラム)
     ・化粧品工場における微生物管理(埼玉県化粧品工業会)など
講演:食の安全の最前線~総合的な衛生管理ビジネスの展望(東京理科大学)
   ・厚労省関連・農水省関連団体・薬業協会・各種食品関連
    協会・学会・都道府県などでの講演など 
執筆:・月刊食品工場長などの月刊誌
   ・発酵と醸造II(光琳):酒類のHACCPなど
 

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

 医薬品等の製造事業所微生物検査微生物管理(微生物汚染防止)に携わる方として必要とされる基礎知識や管理技術を習得することは必須である。
 本講座では、微生物検査の心構えから滅菌・消毒無菌操作法、検体の取り扱い、サンプリング技術、製品や環境微生物の検査法、微生物の同定法菌株の保存などを身につける必要がある。これらは検査の精度向上とデータの信頼性の確保につながるものであり、かつ微生物管理の基本となる。微生物検査でのISO17025の試験所認定取得や検査室監査、検査員の精度管理、多くの品管・検査員研修に取り組んだ経験をもとに、その注意点やポイントを具体的にわかりやすく説明する。

習得できる知識

・微生物検査の心構え
・滅菌・消毒や無菌操作法
・検体の取り扱い、サンプリング技術
・製品や環境微生物の検査法
・微生物の同定法、菌株の保存
・微生物検査でのISO17025の試験所認定取得
・検査室監査、検査員の精度管理での注意点   …等々

セミナープログラム

1.はじめに
2.微生物検査の目的
  なぜ微生物検査が必要か

3.微生物管理の目的
  バイオバーデンを的確に把握し適切な対策を

4.微生物検査にあたっての心構え
  検査員に求められることとは

5.微生物の基礎知識
 5-1 微生物とは
 5-2 微生物の増殖に及ぼす要因
 5-3 問題となる微生物とその特性 

6.洗浄・消毒・滅菌法
 6-1 洗浄とは
   微生物汚染防止では洗浄が特に重要である
 6-2 消毒とは
   消毒は微生物汚染防止の基本的手技である
 6-3 滅菌とは
   滅菌は消毒とともに検査に不可欠な操作である
 6-4 バイオフィルム防止の実際 

7.無菌操作法
  一定の検査室の設備と検査員の操作技術が求められる

8.検体(サンプル)とその採取(サンプリング)法
 検体の採取と調製の留意点

9.環境微生物検査
  9-1 表面付着微生物
   コンタクトプレート法・拭き取り法
  9-2 空中浮遊微生物
   ピンホールサンプラー法・落下微生物法

10.微生物検査法
 10-1 微生物測定法
 10-2 分離培養法
 10-3 培地の管理
 10-4 迅速簡便法

11.微生物の同定法
 11-1 微生物の同定とその意義
 11-2 微生物の同定手順 

12.微生物の保存管理
  菌株保存は微生物検査の根底をなす 

13.検査室の管理
  検査室監査のポイント

14.微生物検査の精度管理
 14-1 内部精度管理と外部精度管理
 14-2 検査機器のメンテナンス

15.まとめ

□ 質疑応答・名刺交換 □