REACH登録締め切り直前セミナー
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術 安全規格 企業法務 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
~ 物質登録の作業ステップと関連知識の平易解説 ~
★ 免除期間は、2018年5月31日まで! 早急な登録が必要です。
★ 登録作業を6つのステップに分け、やさしく解説します。
講師
東京都市大学 環境学部 客員教授
(株)日立製作所 国際標準化推進室 主管技師長
工学博士 市川 芳明 先生
【関連の学会・協会等での活動】
IEC TC111(環境規格委員会)国際議長,ISO TC/268/SC1 (スマートコミュニティインフラ)国際議長,ISO14006(エコデザインマネジメント)エキスパート,ISO14067(カーボンフットプリント)エキスパート,CENELEC(欧州電気規格委員会)オブザーバー,ISO TC207 リエゾンオフィサー
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講演ポイント
既存化学物質のREACH登録は年間の輸入トン数に応じて「登録」という義務が一定期間免除されてきました。このトン数が1トン以上100トン未満の範囲に該当する日本企業は数多く,これらの企業の免除期間は2018年5月31日までとなっています。早急に登録を済ませなければなりません。REACHが施行されてからこの方,予備登録さえ済ませておけば自由に欧州に化学品を供給することができていた企業も,事業の継続のために,いよいよ登録しなければならなくなりました。実際に登録作業をするのが欧州域内のOR(唯一の代理人)であっても、その作業を理解しておかないとORへの適切な指示や費用分担ができません。
本セミナーでは、中小企業の方も想定し、平易に何をしたらよいのかを具体的に解説します。欧州化学物質庁のガイダンスに基づき,6つのステップに分け、登録に必要な最小限の基礎的知識と、REACH-ITおよびIUCLID6というソフトウェアを用いた登録の方法を解説します。
■受講後、習得できること
・REACHの登録にかかる法的要求事項の完全理解
・事業ポートフォリオ別の必須実施項目
・商流による登録方法の違い
・Webシステムを使った調査および事前準備の実施方法
・ SIEF内での登録データ借用と費用分担への対応方法
・IUCLID6を活用した登録の方法
セミナー内容
1.REACHの登録にかかる法的要求事項
1.1 理解に必要な基礎知識
1.2 登録に関わる法的要求事項
2.登録作業の実施体制
2.1 ORの指名経路
2.2 欧州からの再輸入品の扱い
3.登録作業のステップ1:ポートフォリオ調査
3.1 供給している製品の分類
3.2 混合物中の物質とトン数の特定
3.3 登録義務の有無確認
3.4 過去の実施作業および入手済情報の再確認
4.登録作業のステップ2:SIEFの確認
4.1 SIEFに入っている場合
4.2 これからSIEFに入る場合
5.登録作業のステップ3:共同提出者と調整する
5.1 他のメンバーの提出状況の確認
5.2 分担費用の確認
6.登録作業のステップ4:有害性とリスクを評価する
6.1 登録する用途の決定
6.2 借用する有害性データの確認
6.3 CSRの作成
7.登録作業のステップ5:登録一式文書を準備する
7.1 IUCLID6スタンドアローン版の使い方
7.2 Web版を用いた簡易登録
8.登録作業のステップ6:登録一式文書を提出する
8.1 共同提出の方法
8.2 提出後のスケジュール
9.質疑応答