世界の食品包装規制の最新動向

27,500 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 ハニカムテクノリサーチ
キーワード 安全規格   食品包装   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

西包装専士事務所 西秀樹様をお迎えし、日本のPL制度化の進捗状況と今後の課題、世界の動向について解説して頂きます。

セミナー講師

西包装専士事務所 代表 西 秀樹 様

■ご略歴
1971年、三菱油化(現三菱ケミカル)入社。
研究所で樹脂の開発を担当後、本社の品質保証部に勤務。
現在はフリーの立場で包装の国際的法規制動向に関し講演や寄稿をしている。
日本包装技術協会 包装管理士講座 講師、日本包装専士会 元会長

■ご専門および得意な分野・研究
樹脂の製品安全

■本テーマ関連学協会でのご活動
1)食品包装・化粧品包装に関わる国内外法規制の最新動向と実務対応上のポイント、情報機構(2020)
2)環境配慮型設計を見据えた再生資源プラスチックの将来展望(共著)、&Tech(2022)
3)食品衛生法改正に伴う食品包装用樹脂のPL制度の現況、食品の包装、Vol.54、
  No.1、包装食品技術協会(2022)
4)(公社法)日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
5)旧)ポリオレフィン等衛生協議会 委員(元樹脂部会 三菱ケミカル)

セミナー受講料

1名につき27,500円(税込、資料代)

中国・台湾化学品法規制総合情報システム「ケミスパート」会員に登録していただくと、
お得な会員価格でセミナーにお申込みいただけます。
 無料会員:2000円引き(登録日より年間5回まで)
 正会員(有料会員):5000円引き(共通チケットの使用で年18回まで)

■ケミスパートへの新規会員登録&会員価格でのお申込みを希望される方
セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。
(正会員のご案内をご希望の方は備考欄にご記載ください。)

受講について

【利用ツール】
ZOOMにてご参加いただきます。
参加用リンクは、前日までにメールでご案内させていただきます。

【使用環境について】
必ず使用環境のご確認をお願いいたします。
詳細はこちらからご確認ください。
→Windows-macOS-およびLinuxのシステム要件

■推奨ブラウザ
サポートされているブラウザ
Windows:Edge 12+、Firefox 27+、 Chrome 30+
Mac:Safari 7+、 Firefox 27+、 Chrome 30+
Linux:Firefox 27+、 Chrome 30+

■非対応
下記のブラウザではご参加いただけません。
※ただし事前にZOOMアプリをインストールいただくことでご参加可能です。
・Internet Explorer11 ブラウザ

セミナー趣旨

西包装専士事務所 西秀樹様をお迎えし、日本のPL制度化の進捗状況と今後の課題、世界の動向についてご講演いただきます。

日本のPL(ポジテブリスト)制度導入から約3年が経ち、厚労省は早くもPLの基ポリマ―の統合や添加剤再編成等を審議しています。しかし、市場末端までの浸透が遅く、特に海外メーカーからの適合証明は難航が見られます。
一方、懸案の溶出試験条件改正や再生プラスチック等の審議は進まず、欧米と比較して依然として未整備が多く見られます。

EUではプラスチックの規則が略完成し、印刷インキはスイスの素晴らしいPLを基に審議中です。米国では製品別登録制度が定着し、中国はEU寄りの法整備を精力的に進めています。昨年タイはEU類似規則を採用し、ASEANも今後EU類似規則に染まりそうです。世界の大勢としては、EU規則が略世界標準的存在になっています。

本講座では、日本のPL制度化の進捗状況、日本の今後の課題、国外の動向を紹介し、包装材料の安全の考え方、企業のリスク管理の進め方についても触れます。

■本講座のポイント
食品包装材料は何をどう規制するのか、日欧米の食品包装規制と日本の課題、
中国・ASEAN等の動向、情報はどのように入手するのか、企業の対応とリスク管理の進め方について紹介します。

■講師への事前質問につきまして
事前質問受付締め切り:5月1日(月)23:59まで
事前質問は、セミナー開催前、3営業日前で締切とさせていただきます。
3営業日前以降にお申込みでご質問がある場合、当日ご質問ください。
当日質問いただくか、セミナー開催後、事後質問としてご質問ください。

受講対象・レベル

・包装関連の樹脂・加工・食品メーカー、商社、試験機関の担当者の方

習得できる知識

・食品包装材料の種類と割合
・食品衛生法、PL制度化、食品安全委員会、欧州食品安全機関、EU規則、米国食品医薬品
・局の概要、包装材料に含まれる化学物質と健康影響要因、企業におけるリスク管理の進め 方、情報入手方法

セミナープログラム

1.初めに―包装を取り巻く環境―
2.日本の食品包装法規制類
 2.1.食品包装における材料別使用割合
 2.2.食品衛生法の現状と問題点
 2.3.業界自主基準(接着剤、印刷インキ、紙等)の現状(PLとNL)
3.欧州(EU)の食品包装規制
 3.1.食品接触物質、プラスチックの規則、適合宣言と説明文書、相互承認協定
 3.2. 印刷インキ規制の動向(EC委員会、スイスのPL)、鉱油規制問題
4.米国の食品包装規制
 4.1.2つの食品添加物、2つのPL、紙・プラスチック・接着剤のPL
 4.2.上市前届出制度の定着
5.日本の課題と国際的整合化に向けた進捗状況
 5.1.日欧米の現状比較と厚労省の8つの課題
 5.2.乳等省令の統合、告示第370号改正案、再生プラスチックの審議と工業化状況
 5.3.PL制度化の進捗状況と企業の対応
    :PL制度化対象、4つのPL、経過措置期間
    :PL適合伝達方法と文書の事例、印刷インキ工業連合会の証明事例
    :PL改編案審議状況、現時点における課題
    :食品接触材料安全センター、海外メーカーの動き
    :企業の対応と留意点
6.その他の国の法規制
 6.1.カナダ、オセアニア、湾岸諸国
 6.2.アジア:中国、韓国、台湾、インド、べトナム、インドネシア、ASEAN等
7.食品包装法規制の国内外最新動向のまとめ
8.包装材料に含まれる化学物質とリスク管理の進め方
9.法規制情報の入手方法
10.まとめー企業の対応・留意点―
11.参考文献と情報入手先

※内容は状況に応じて調整、変更の可能性がありますのでご了承ください。