材料力学入門 ~力の作用と応力・ひずみ・破壊の発生および信頼性設計への応用~

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 機械設計   機械材料
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信(Zoom使用)受講】Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

◆ 材料力学の基礎を学び、信頼性設計の本質を知る ◆

 デジタル社会となった現代において、CAE(Computer Aided Engineering)などを使った解析が主流となって来ていますが、材料力学の知識を身につけておかなければ、本物の設計を行うことはできません。
 本講座では、材料力学の基礎から丁寧に解説し、破壊・変形を防ぐための方法や安全率の考え方・決め方について解説します。材料力学を理解することで、現実とリンクした解析を行うことができ、自分の解析に自身が持てるようになります。

日時

【Live配信(Zoom使用)受講】 2023年1月30日(月)  10:00~17:00
【アーカイブ受講】 2023年2月8日(水)  配信開始予定(視聴期間:2/8~2/22)

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セミナー講師

TMEC技術士事務所  所長 遠田 治正 氏
【経歴】
1987年    大型天体望遠鏡「すばる」の開発に従事
1990年    社内3次元CAD・CAEの利用普及活動に従事
1994年    三菱電機グループ内機械技術者教育に専従
2008年    技術士(機械部門)取得
2010年    三菱電機を定年退職、TMEC技術士事務所設立
     機械設計技術コンサルタンティング活動を展開中
【専門】
技術士(機械部門)
材料力学、破壊力学、弾性論、数値解析、解析力学、有限要素法、機械技術者育成教育、
CAEスキル教育、 3次元CADスキル教育、設計論、設計者CAE教育、3次元CAD設計教育、
3次元CADとCAEを適用した設計のフロントローディング(及びコンカレントエンジニアリング、トップダウン設計)

 

セミナー受講料

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セミナー趣旨

 材料力学の初心者向け入門講座です。機械装置は大きな力が作用すると、その部品が壊れたり変形してしまう可能性があります。これを防ぐには、部品に生じる応力(抵抗力)、ひずみ(形のゆがみ)、変位(移動量)などを計算して、それらを予め決めた値や使用材料ごとに決まる限界の値以下に抑えれば良いのです。
 本講座では、これらの量の計算の仕方を学び、部品が壊れないようにするため、また変形し過ぎないようにするための対策などの基本的な技術を学びます。

習得できる知識

・材料力学での基本的な知識(力、変位、モーメント、回転)
・応力とひずみ
・材料の強さを表す量(ヤング率、引張強さ、耐力(降伏応力)、伸び、絞り)
・応力、ひずみ、変位の計算方法
・機械装置が壊れないように、また変形し過ぎないようにするための対策
・装置の信頼性を考慮した安全率の決め方

セミナープログラム

1.    材料力学とは?
 1-1. 何をするためのものなのか?
 1-2. どんな量を使って検討するのか? その単位は?
  1-2-1. 力と変位、モーメントと回転
  1-2-2. 応力とひずみ
  1-2-3. 量の単位について

2.    応力とひずみ
 2-1. 作用力と発生応力・ひずみ(変形)の関係 
 2-2. 応力-ひずみ線図
 2-3. 材料の機械的性質とその意味~縦弾性係数(ヤング率)、引張強さ、耐力(降伏応力)、伸び、絞り

3.    主な機械材料とその用途の紹介
 3-1. 金属材料
 3-2. プラスチック材(複合材、CFRP)
 3-3. セラミックスなど

4.    部品が壊れないための方法~応力と強度の対応関係
 4-1. 引張・圧縮破壊の防止
 4-2. せん断破壊の防止
 4-3. 曲げ破壊の防止
 4-4. ねじり破壊の防止

5.    単純な形状の部材に発生する応力と変位、ばね定数
 5-1. 細くて長い部材(棒、軸、梁(はり))
 5-2. 平たい板(面内変形、面外変形)

6.    応力集中と破壊防止方法
 6-1. 応力集中とは
 6-2. 応力集中が発生する2つの原因
 6-3. 応力集中が発生しても壊れないための簡単な方法

7.信頼性確保のための安全率の決め方
 7-1.決め方の基準(法律や業界基準)がある場合
 7-2.基準がない場合

□質疑応答□