第一原理計算の基礎とマテリアルズ・インフォマティクスへの活用事例

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 化学技術一般   応用物理一般   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信】Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

■第一原理計算の基礎知識や実行手順、第一原理計算による主な解析手法を解説
■情報科学・機械学習を応用したマテリアルズ・インフォマティクス(MI)研究の事例

 ★ インフォマティクスと連携することで第一原理計算をどのように有効活用できるのか!?

セミナー講師

岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科 准教授 野田 祐輔 氏
【主な経歴】
2010年3月 横浜国立大学 工学部 知能物理工学科 卒業
2012年3月 横浜国立大学 大学院工学府 物理情報工学専攻 物理工学コース博士課程前期(PEDプログラム) 修了
2014年4月 日本学術振興会 特別研究員 DC2(受入機関:横浜国立大学)
2015年3月 横浜国立大学 大学院工学府 物理情報工学専攻 物理工学コース博士課程後期(TEDプログラム) 修了
2015年4月 日本学術振興会 特別研究員 PD(受入機関:理化学研究所)
2016年4月 物質・材料研究機構 統合型材料開発情報基盤部門 情報統合型物質・材料研究拠点 蓄電池材料グループ(名古屋工業大学サテライトオフィス) ポスドク研究員
2018年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 物質科学専攻 特任助教(CREST研究員)
2020年4月 金沢学院大学 経済情報学部 経済情報学科 講師
2021年4月 岡山県立大学 情報工学部 情報通信工学科 准教授(現在に至る)
【研究内容】
第一原理計算・インフォマティクスを応用した半導体材料の電子状態解析・物性解析
【専門】
物性物理学、計算材料科学、マテリアルズ・インフォマティクス
【WebSite】
https://ynbrainstorm.wixsite.com/home
http://www-apl.c.oka-pu.ac.jp/

セミナー受講料

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※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
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受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料

  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

セミナー趣旨

 量子力学に基づいた原子スケールのコンピュータシミュレーションが可能である第一原理計算は産業界でも注目され、材料開発に欠かせないツールとして第一原理計算を導入する企業が増えてきている。世界中で第一原理計算を用いた研究が盛んになっている現在では、様々な第一原理計算ソフトウェアを入手できるが、ソフトウェアの中身を深く理解しなくても計算結果が出てくるため、計算結果に対する正しい判断力が無ければ誤った解釈をしてしまう。したがって、第一原理計算を正しく使用するためには、第一原理計算の基本的な知識や実行手順を理解する必要がある。
 本セミナーでは、第一原理計算の初心者・将来的に第一原理計算を活用したい方を対象に、第一原理計算の基礎知識や実行手順、第一原理計算による主な解析手法を解説する。情報科学・機械学習を応用したマテリアルズ・インフォマティクス(MI)研究の事例も併せて紹介し、インフォマティクスと連携することで第一原理計算をどのように有効活用できるかを述べる。

習得できる知識

・第一原理計算とその関連用語の概要や基礎知識
・第一原理計算の実行に必要な入力パラメータ・計算条件および第一原理計算の実行手順
・第一原理計算による電子状態・物性解析手法とその用途
・第一原理計算および情報科学・機械学習のMI研究への活用方法

セミナープログラム

1.原子スケールコンピュータシミュレーションの概要
 1.1 第3の科学「計算科学」
 1.2 古典的な計算手法
 1.3 第一原理計算

2.第一原理計算(DFT計算)に関連する理論
 2.1 Born−Oppenheimer近似
 2.2 密度汎関数理論
 2.3 Kohn−Sham方程式
 2.4 交換相関汎関数

3.第一原理計算の入力パラメータ・計算条件の設定
 3.1 結晶構造モデルの設定
 3.2 計算条件の設定
 3.3 擬ポテンシャルの設定

4.第一原理計算に基づく電子状態・物性解析手法
 4.1 一点計算
 4.2 構造最適化計算
 4.3 状態密度解析
 4.4 その他の解析手法

5.MI研究への活用事例(1):結晶構造データベース・凸包解析の応用

6.MI研究への活用事例(2):多変量回帰分析による物性予測モデルの応用

7.MI研究への活用事例(3):機械学習型原子間ポテンシャルの応用

8.MI研究への活用事例(4):組み合わせ最適化アルゴリズムの応用

  □質疑応答□