金属の表面処理技術

処理剤の選定、皮膜形成メカニズム、作用効果

★ より良い膜物性を得るための処理剤の選び方と処理プロセスの最適化手法を学ぶ！

講師

日本パーカライジング(株) 総合技術研究所 第6研究センター
センター長　石井 均 氏

受講料

1名につき45，000円（消費税抜き・資料付き）
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき40，000円（税抜）〕

プログラム

【習得できる知識】
 ・化成処理の概念
 ・各種化成処理の皮膜析出反応機構
 ・化成皮膜のモルフォロジー
 ・表面処理皮膜が発揮する機能（防食機構）
 ・皮膜析出促進のためのテクニック

【講座趣旨】
　化成処理をはじめとした表面処理は種々金属を対象に、様々な機能を発揮しています。本講演では表面処理の中でもリン酸亜鉛化成処理を中心とした皮膜析出反応機構と析出皮膜の作用効果について解説します。

１．化成処理とは?
 　1.1　表面処理の目的と種類
　 1.2　表面処理プロセスと皮膜形成機構

２．リン酸亜鉛処理
 　2.1　リン酸亜鉛皮膜の役割
 　2.2　反応機構
 　2.3　表面調整の役割
 　2.4　結晶構造
 　2.5　リン酸亜鉛皮膜中Ni, Mnの作用効
 　2.6　リン酸亜鉛処理におけるアルミ材料対応技術

３．その他化成処理
 　3.1　塑性加工用潤滑処理（リン酸塩+石鹸処理）
 　3.2　リン酸マンガン処理
 　3.3　ジルコニウム系化成処理
 　3.4　クロメート処理
 　3.5　ノンクロメート処理
 　　1)　化成型ノンクロメート処理
 　　2)　塗布型ノンクロメート処理

４．自己析出型コーティング処理

【質疑応答・名刺交換】