ぬれ・撥水・親水のメカニズムとその測定・評価

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 化学反応・プロセス   応用物理一般
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません

物や表面への「濡れる」「濡れない」のメカニズムについて詳解!

「撥水」,「親水」,「滑水」,「疎水」の違い ★「動的接触角」,「静的接触角」の測定装置,測定メカニズム,測定実務上でのコツと注意点

セミナー講師

FIA 代表 福山 紅陽 氏

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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セミナー趣旨

 超親水・超撥水・超撥油など,表面のぬれ性を制御する技術が目覚しく発展しています。一方,ぬれ性は,接着性,離型性,防汚性,耐指紋性,洗浄性,分散性等,工業的に重要な各種特性にも密接に関連していることが知られています。本セミナーではまず,ぬれ性を直感的かつ簡便に評価できる指標でありながら,固体最表面の特性を鋭敏に反映する接触角の概念について説明します。次に,ぬれ性を決める因子である表面張力の概念と由来について説明します。さらに応用として,液体/固体の付着性の評価法について解説します。

受講対象・レベル

・これから接触角測定,表面張力測定などを始めようとする方。 基本の理解に不安のある方。

習得できる知識

 接触角,表面張力の基本概念,測定方法と注意点。
これまでに寄せられた数多くの相談を踏まえ,測定担当者が感じる疑問・不安を払拭することを目指します。

セミナープログラム

1.ぬれ性と接触角
  1.1 接触角の定義
  1.2 接触角から何がわかるか?
  1.3 接触角測定の表面感度

2.表面張力
  2.1 表面張力とは?
  2.2 表面張力から何がわかるか?

3.接触角と表面張力との関係
  3.1 液体の表面張力と固体の表面張力の違い
  3.2 Youngの式〜接触角と表面張力との関係
  3.3 ぬれを制御するには?

4.表面張力の理解
  4.1 表面張力の定義
  4.2 表面張力は分子間力に由来する
  4.3 フッ素,水素結合の効果
  4.4 温度依存性

5.表面張力と表面自由エネルギー
  5.1 表面は仕事をする能力をもつ
  5.2 液滴はなぜ丸くなるか?

6.接触角の測定方法と注意点
  6.1 接触角の測定方法
  6.2 超撥水性における測定値のかたより
  6.3 接触角は10°ばらついてアタリマエ?
  6.4 何回測定すればよいか?
  6.5 接触角と表面汚染〜大気曝露時間,汚染量
  6.6 接触角の定義をどうするか?〜液量依存性と経時変化
  6.7 固体表面の帯電の影響
  6.8 試液として蒸留水は使えない?

7.表面粗さと接触角
  7.1 Wenzel理論: ぬれ,はじきを強調する
  7.2 Cassie理論: ぬれやすいものもはじくようにできる

8.液体/固体の付着性の評価法
  8.1 動的接触角; 前進接触角,後退接触角
  8.2 静的滑落法: 滑落角,相互作用エネルギー
  8.3 動的滑落法: 滑落加速度

【質疑応答】