光硬化型材料の基礎の理解と応用のポイント

29,700 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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主催者 株式会社 情報機構
キーワード 高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

光硬化のメカニズムから光硬化技術を有効に利用するための具体的な方法まで分かりやすく解説します!

★この講座はLMS型のe-ラーニングです★過去開催したセミナーの中から、ニーズの多い講座や人気の高い講座をe-ラーニング用にカスタマイズしたものです。決められた順番に沿って、動画の視聴やテストを進めていきます。<受講の流れについて>

受講開始日

当月15日までのお申し込みの場合: 当月25日から視聴開始

月末までのお申込みの場合: 翌月10日から視聴開始

※土日・祝日の場合は翌営業日扱いとなります

受講期間

4ヵ月間

※期間延長の場合、別途追加料金が発生します。受講料の項目をご確認ください。(延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)

セミナー講師

東亞合成 株式会社 R&D総合センター 専門主幹 博士 佐々木 裕 先生

■研究・開発歴・合成をベースとした各種の光硬化型材料の研究開発に従事。・機能性材料の特性評価を通して、レオロジー等の評価技術の重要性を痛感。・現在は、シミュレーションやレオロジーを主として研究活動を継続。

セミナー受講料

1社1~9名でのお申込み  : 1名あたり 29,700円(税込、資料付)1社10名以上でのお申込み : 1名あたり 24,200円(税込、資料付)1社30名以上でのお申込み : 1名あたり 18,700円(税込、資料付)

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

*13名以上お申込みの場合は、申込みフォームの備考に追加受講者をご記入ください。*受講者とは別に管理者を立てたい場合は、申込時に備考欄にてお申し出ください。

●管理者を設定する場合:4,400円(税込) *管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。

●期間延長の場合:1ヶ月あたり4,400円(税込)

受講にあたっての留意点

※受講期間終了後はIDを削除致しますので予めご了承ください。※講師への質問等はできませんので予めご了承下さい。

①受講開始日までに受講に必要なID、パスワードとURLをメールにてご連絡します。【ご注意】本講座で使用される資料は著作物であり、複写・転載・配布・販売を禁止致します。また、一つのIDにつき使用できるのは1名であり、一つのIDを複数名で使用することを禁止致します。

②必ず以下のURLより動作確認をしてからお申込みください。情報機構 動作確認ページへ→サンプルページ内の動画の視聴とテストの回答をお試しいただき、正常に動作するか各自にてご確認ください。動作環境以外のPCで受講すると、正常に受講できない可能性がございます。 動作確認やシステム設定に関するサポートは弊社では行っておりませんので、PC設定等のお問い合わせはご遠慮ください。

③受講の流れ・講座開始日から、コンテンツの動画またはPDFを視聴・閲覧できます。・Chapterの順番に沿って視聴・閲覧をしてください。前のChapterを終了せずに、次のChapterへは進めません。・確認テストは、Chapter内の動画は最後まで視聴、PDFは閲覧しないとテストへ進めません。 なお、回答について講師による添削はありません。・全てのChapterを終了し、最終テストで一定の基準を上回った方には、修了証(画面上で表示)を発行致します。

セミナー趣旨

光硬化型材料はコーティング、インキ、フォトレジスト等の表面加工技術として広く利用されています。近年では、光の照射が及ばない領域での硬化もできるような技術も出てきました。このような流れを受けて、エレクトロニクスや自動車関連等の部材などの幅広い領域や、これまででは適応が困難であった接着等への応用も活発化しています。

光硬化技術は省スペースでの高速硬化が可能であるため、熱硬化に比べて経済的です。溶剤の不使用あるいは大幅な低減ができるので、環境保全の立場からも望ましい。また、室温硬化が可能なため、薄いフィルム等の熱に弱い基材にも適応可能であるなどメリットが多くあります。

一方、実用化に際して、その硬化機構を理解しておかないと各種のトラブルが発生する場合も多く見受けられます。この技術は、各種の要素技術の組み合わせからなっているため、その内容が多岐にわたり、一見複雑に見える場合があります。そのため、習得するのが大変そうだなと思われている方もいるかもしれません。この講座では、実際の研究開発に役立つよう理解していただくために、基礎から丁寧に説明してまいります。

セミナープログラム

Chapter毎に振り返りテストを設けてあります。全ての動画を視聴後、最終テストを経て終了証発行となります。

総視聴時間 約4時間§1 はじめに1 自己紹介・感じてきたこと・考え方のコツ

2 光硬化型材料について・光硬化型材料とは・光硬化技術のメリット・光硬化技術の難しい点

3 本講座の進め方・理解へのアプローチ・見える化のすすめ

§2 液体と固体の違いについて1 液体と固体の違いについて・物質の三態・固体のモデルとしての結晶・固体の溶融:相転移

2 ミクロに見た液体と固体・MDシミュレーションで見る相転移・液体の内部をミクロに見ると・ミクロに見た物質の三態

3 流れるということは?・マクロな変形と粒子の移動・固体と液体の境目は?・ガラス状態

§3 液状樹脂が固まるということ1 液状樹脂が固まるということ・マクロに見た硬化・ミクロに見ると・固まる過程の切り分け

2 高分子について・高分子とは?・高分子の集合体としての性質・高分子のガラス転移とゴム状態

3 ネットワーク構造の形成・固体の性質を決める・ネットワーク構造の形成・多官能モノマーの重合シミュレーション

§4 光開始重合反応について1 光開始重合反応のポイント・光硬化とは・光分解反応・光分解反応のポイント

2 ラジカル重合について・ラジカル重合・光ラジカル重合について・光ラジカル重合のポイント

3 光照射について・光とは?・光反応について・光照射装置について

§5 光硬化型材料の構成要素について1 光ラジカル硬化に用いられる反応性材料・光硬化型材料の組成・アクリル系材料・アクリル系モノマーの製造について

2 光硬化型材料用アクリレート類・特殊アクリレートモノマー類・オリゴマー類・東亞合成での光硬化型材料

3 光開始剤について・ラジカル重合開始剤の分類・開裂型の光開始剤・引き抜き型の光開始剤

§6 光硬化型材料の評価について1 液特性の評価・流動特性の評価・濡れ性の評価・安全性関連

2 硬化特性の評価・硬化特性の評価・重合過程の評価・硬化過程の物理的変化について

3 硬化物物性の評価・粘弾性の基礎的事項の振り返り・動的粘弾性測定による硬化物の評価・微小硬度測定について

§7 光硬化技術を有効に利用するためのTips1 液特性を調整するためには・粘度を調整するには?・濡れ性について・濡れ性とレベリング性を調整するには?

2 硬化反応を効率よく行うためには・硬化が効率良く進まない理由は?・開始反応の効率向上とは?・重合反応を効率良く行うために

3 密着不良の対策・そもそも密着性とは?・応力集中について・光硬化型材料での対策

最終テスト ↓終了証発行