熱計算のための伝熱基礎知識とExcelを用いた計算方法 <実習つきセミナー>
開催日 |
10:30 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 機械技術一般 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
【熱計算】をやってみる:Excelで簡易にやる方法がある!
「今までのセミナーの中で一番理解しやすかったです」
毎回好評の実践セミナーです!
講師
国立和歌山工業高等専門学校 知能機械工学科 教授 工学博士 大村 高弘 先生
【講師紹介】
1993年9月~2015年3月 ニチアス(株)にて断熱材の熱伝導率測定方法の研究に従事
2015年4月~ 現在に至る。
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
★ 先着20名様限定とさせていただきます。お申し込みはお早めにお願いいたします。
<実習用PCに関するご注意>
各自にてPCをお持ち下さい。
持込みが難しい場合は、お申込み時に備考欄に『PC貸出』と記入ください。
7,560円(税込)にて貸出いたします。
※PCの貸出は原則として1週間前までにお申し出ください。
※PC貸出代には、学校法人割引は適用されません。
【推奨環境】
Office2007(Excel2007)以上
・USBポートがあり、かつ外部データの読み込みが可能であること
* 当日、USBメモリまたは外付け光学ドライブ経由で教材ファイル等を配布します。
ファイルは、PC持込・貸出にかかわらず皆様に贈呈いたします。
▽ 同講師の過去セミナー受講者の声(アンケートより)
「今まで受講したセミナーの中で一番理解しやすかった。
実際にエクセルを使っていくため理解が深まりました」(モータ設計)
「業務に役立つ知識が得られた」(成膜技術)
「実践的で理解しやすかった」(生体計測機器の開発)
「(事前の)質問にも答えて頂きありがたかった」(開発)
「とても有益な内容でした」(断熱樹脂包材のデザイン・設計)
「今後の開発に役立てたいと思います」(反応槽の設計・開発)
「随時の質問やディスカッションできる雰囲気でよかったです」(電力・研究開発)
■ 講師より
Excelを使って熱計算をしてみたい方に向けて、そのために必要な伝熱の基礎知識から実際の操作方法・留意点までを解説します。
熱計算に関する伝熱の基本的な事項を説明した後に、いくつかのケースについて、Excelによる計算シートを作成していただきます。最後に、物体の表面温度測定方法について、ちょっとしたテクニックや注意点、計算結果と実測結果の違いの検討方法などをまじえて紹介します。
* セミナーで扱ったExcelデータ(計算式のデータ含む)は進呈します。
■ 受講することで得られる知見、習得できること
熱計算に必要な基礎知識
Excelで熱計算をする方法・ノウハウ
物体の表面温度測定方法とその留意点
セミナー内容
1.熱設計と伝熱計算
1-1 熱問題への取り組み方の変化
1-2 簡単に二次元、三次元の熱計算をしたいというニーズ
2.熱計算の効果と注意点
2-1 熱計算の4つの効果
2-2 熱計算の5つの注意点
3.必要最小限の伝熱基礎知識
3-1 フーリエの法則
3-1-1 フーリエの法則とは
3-1-2 実際の現象と式の意味
3-2 フーリエの法則から熱伝導方程式を導く
3-3 ニュートンの冷却法則:その意味と式、および注意点
3-4 熱伝達率:その意味と式、および注意点
3-4-1 ヌセルト数Nuと実験式
4.プログラミングを必要としない簡単伝熱計算 〜Excelを操作しながら〜
4-1 必要なExcel操作の説明
4-2 フーリエの式とニュートンの式
4-3 熱回路網法:その方法
4-4 定常状態の場合とその差分式
4-5 異なる材料を合わせた場合とその差分式
4-6 流体との接触面の場合
4-7 表面温度の計算には注意
4-8 非定常の場合
4-9 簡単伝熱計算の5つの手順:そのまとめ
5.意外に難しい表面温度測定
5-1 そもそも温度を測るとは
5-2 平衡・定常・非定常の概念図による解説
5-3 温度の測り方とその注意点
5-4 温度勾配が存在する部分についての考え方
5-5 金属表面の温度測定の場合の留意点
5-6 まとめ:表面温度測定の注意点とコツ・テクニック
6.計算結果と実測結果の違いの検討方法
<質疑応答・名刺交換・個別相談>