【中止】機械設計の基礎になる材料力学と振動負荷時にも壊れない機械を設計するための実務技術の基礎<会場開催セミナー>
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 機械設計 CAE/シミュレーション 機械材料 |
開催エリア | 神奈川県 |
開催場所 | 【川崎市幸区】川崎市産業振興会館 |
交通 | 【JR】川崎駅 【京急】京急川崎駅 |
実務で活かすための機械設計技術について徹底解説します。
壊れない設計のために必要な技術を学べる実践的セミナーになります。
セミナー講師
小林 英男 先生 有限会社アイトップ 代表取締役
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
セミナー趣旨
機械設計では、壊れない設計をするために材料力学・弾性力学の技術を活用し力学計算をします。しかしこれだけでは不十分です。機械を実際に稼働させると振動が発生します。この振動による共振などは発生しても機械が壊れないようにしないといけません。しかしなら、この両方の技術を使いこなせる機械設計者は日本全体を見渡しても少ないと言わざるを得ません。
本セミナーではこの双方の技術を使いこなせるエンジニアを養成することを目的にしています。
受講対象・レベル
・機械設計を始めてから数年の方~機械設計の中堅技術者
・振動解析を行っている方
・部下の管理監督上、このあたりの技術を把握しておきたい方
・従来からの機械設計力学計算のしかたに不満を持っておられる方<
必要な予備知識
■このセミナーの講師が執筆した技術専門書
『シッカリ学べる! 機械設計者のための振動・騒音対策技術』
著者:有限会社アイトップ 小林英男 2019年4月日刊工業新聞社刊
習得できる知識
・従来から行われている材料力学
・弾性力学による機械設計のための力学計算のしかた上記では考慮されていない、稼働中の振動が負荷されても
壊れないようにするための基礎技術の解説
セミナープログラム
1.機械の実務設計における材料力学・弾性力学と振動工学の連携のさせかたについての技術ノウハウとはどのようなものか?
2.材料強度試験
2-1 材料強度試験における材料の線形性(リニア)とは?非線形性(ノンリニア)とは?
3.材料力学の重要ポイント
3-1 断面2次モーメント&断面係数とは?なぜ重要なのか?
3-2 断面2次極モーメント&曲断面係数とは?なぜ重要なのか?
4.ステップアップして応力テンソルで応力を考えよう
4-1 応力テンソルとは?
4-2 応力テンソルを対角化することにより、せんだん応力を軸応力に変換できるとは?
4-3 最大主応力、中間主応力、最小主応力とは?
4-4 ミーゼスの相当応力が求まる、材料の強度試験と比較したときのミーゼスの相当応力の真の価値とは?
5.モータのトルク
5-1 モータのトルクとは?
5-2 モータもトルクを計算するための考え方とその式は?
5-3 モータの出力を計算するための考え方とその式は?
5-4 そもそも回転体の慣性モーメントとは?
6.モータの回転数と軸の危険速度、共振させないように設計する方法は?
6-1 軸を回転させたときの1次危険速度は、軸を回転させないときの軸の曲げの1次の固有振動数に一致することを
計算によりかくにんしてみよう!
軸の両端を単列の深溝玉軸受けで支持した場合と2列の深溝玉軸受けで支持場合のの1次の固有振動数を計算で
確認してみよう。
6-2 片持ち軸の1次の固有振動数を計算して、軸を回転させないときの軸の曲げの1次の固有振動数に一致する
ことを計算により確認してみよう!
6-3 はりの極断面係数とは?
7.軸に歯車を取り付けた状態で
7-1 歯車の噛み合いによる振動・騒音の周波数はどのように計算するのか?
8.経年変化によりモータ側のベアリングから異常振動と異常騒音が発生してきた。
8-1 ベアリングの異常振動・騒音の周波数の計算方法は?
8-2 実験解析(測定分析)により求める方法は?
FTT(高速フーリエ変換器)により異常な振動・騒音の周波数を求めるためにはどのようにしたらよいのか?
ベアリングの周波数分析には特別なテクニックが必要になります。
9.質疑応答
■講演中のキーワード
材料力学、弾性力学、主応力、ミーゼスの相当応力、許容応力、固有振動数、共振、減衰、破壊、
モータを含めた駆動機構が発生する振動