<国ごとに異なる世界各国の規制を俯瞰的に整理>食品・農業分野におけるゲノム編集技術の規制動向と消費者意識を踏まえた今後の課題

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード バイオ技術   食品技術一般   安全規格
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

ゲノム編集の ”技術” だけではなく、
”それらを取り巻く法律” に重点を置いたセミナー!

技術が進む中で、実際に社会の意識は、消費者意識はどうなっているのか?

国ごとに考え方が異なる点も多いゲノム編集について、俯瞰的にまとめて整理できる絶好の機会です!

セミナー講師

 立川 雅司 先生   東海国立大学機構名古屋大学 大学院環境学研究科 教授

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  ゲノム編集技術は、遺伝子を正確に操作する革新的技術として、2020年ノーベル化学賞を授与されたが、その応用はすでに様々な分野で進みつつある。本セミナーでは、主に食品や農業分野への応用に関して、国内外においてどのような規制のもとで、どのような商品化が進みつつあるかについて概観する。国際的に見れば、ゲノム編集技術を応用した製品(植物・動物・微生物)に対する規制は国毎に異なっており、パッチワーク的な様相を呈しつつある。こうした複雑な状況について全体を概観すると共に、消費者意識の動向にも触れ、今後の社会導入において留意すべき事項について考える。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・カルタヘナ法(「遺伝子組換え生物等の使用等の 規制による生物の多様性の確保に関する法律」)
・食品衛生法
・諸外国における遺伝子組換え生物関連規制(EU、米国、豪州、NZなど)

習得できる知識

・ゲノム編集技術に関して国ごとの規制の相違とその背景に関して理解できる。
・ゲノム編集技術の農業・食品分野への応用動向が理解できる。
・消費者意識の動向や社会実装をめぐる留意点について理解できる。

セミナープログラム

1. イントロ:ゲノム編集技術とは?
 1) 遺伝子組換え技術との違い 
 2) ゲノム編集技術の特徴
 3) ゲノム編集技術の種類:SDN-1、SDN-2、SDN-3
2. 農林水産分野への応用動向
 1) 研究開発の動向(論文や特許の動向、応用分野など)
 2) 商品化の動向(国内、海外)
 3) 遺伝子組換え作物との相違と考察
3. ゲノム編集をめぐる規制とその含意(国内編)
 1) 国内の検討過程の経緯
 2) カルタヘナ法上の位置づけ
 3) 食品衛生法上の位置づけ
 4) 表示規制との関係(消費者庁)
 5) 国内規制をめぐる考察と今後の課題
4. ゲノム編集をめぐる規制とその含意(海外編)
 1) 全体的な状況
 2) アメリカ
 3) EU
 4) 豪州とニュージーランド
 5) 南米諸国(アルゼンチン、ブラジル、チリなど)
 6) 中国などのアジア諸国
 7) 動物の取り扱い
 8) 貿易への含意
5. ゲノム編集技術に対する消費者意識
 1) 研究者と消費者との違い
 2) 家畜への応用と作物への応用の違い
 3) 国際比較(日・独・米)
 4) 何が懸念材料なのか
6. 新技術をめぐるガバナンス上の課題
 1) 科学技術ガバナンスをめぐる諸論点
 2) 科学技術への市民参加の手法
7.まとめ

※適宜、質疑応答の時間を設けます

■講演中のキーワード
   ゲノム編集技術、遺伝子、規制、消費者意識、社会実装