触感の見える化 〜柔軟さの触診テクニックによる計測と物理学的な評価,および製品デザインへの応用〜

天然素材、樹脂、食品からヒトの身体に至るまで、さまざまなモノの「やわらかさ」を数値データ化して製品デザインの開発テクノロジーを向上できる方法をご紹介します!


講師


京都工芸繊維大学 繊維学系 教授 博士(工学) 佐久間 淳 先生


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■はじめに
 人に身近なモノは、その多くがやわらかい素材で出来ているため、そこで観られる変形は現象の大きさから計測と理論的な解析が難しいテーマでした。しかし現在では、理論的に「『やわらかさ』とは何か?」を定義すれば、コンピューターによる数値シミュレーションを駆使することで、それぞれの製品に相応しい「やわらかさ」を実現することが可能となっています。
 そこで本講座では、柔軟な素材で観られる大きな変形でも客観性を保ちながら現象を評価できる計測の理論およびシステムを紹介した上で、さらに天然素材、樹脂、食品からヒトの身体に至るまで、さまざまなモノの「やわらかさ」を数値データ化して製品デザインの開発テクノロジーを向上できる方法も紹介します。

■受講対象
・さまざまな柔軟なモノの評価や製品開発に従事されている方々

■必要な予備知識
・関わられている製品のデザイン技術

■本セミナーに参加して修得できること
「やわらかさ」の計測・評価とデザイン手法


セミナー内容


1.変形の物理学的評価
 1)変形の理論化と弾性
  a)応力とひずみ
  b)構成式とフックの法則
 2)柔軟材の粘弾性評価
  a)評価と解析手法
  b)構成モデルの特徴と選定
  c)測定の基礎と生体計測への応用実例

2.触感の見える化
 1)触感の物理学的テクノロジー
  a)システム化と情報化
  b)実用化の戦略
 2)「やわらかさ」とは
  a)感覚と工学
  b)「やわらかさ」と物理学
 3)触診システムの実用化原理
  a)押込み動作とその理論化
  b)理論の実用化
  c)柔軟材の破壊挙動の評価への展開

3.柔軟材に関わる製品デザインへの応用例
 1)柔軟材の変形特性の測定実例の紹介
  a)生体軟組織(粘弾性体)の測定
  b)フォーム材(低密度多孔質材)の測定
 2)柔軟変形のデジタルデザイン技術
  a)有限要素法(FEM)と構成モデル
  b)粒子法によるモデル化
 3)柔軟変形の製品デザイン応用
  a)一般的なデザイン手法
  b)デザインの最適化法

4.まとめと展望


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

UI/UX/ヒューマンインターフェース   応用物理

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12:30

受講料

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キーワード

UI/UX/ヒューマンインターフェース   応用物理

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