自動車マルチマテリアル化に求められる異種材料接着技術とその事例【Live配信セミナー】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 自動車技術 高分子・樹脂材料 炭素系素材 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ZOOMを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
自動車トップメーカーが語る、
軽量化・Co2削減における材料・部品の課題とは?
接着性と耐久性を両立させた接着剤の設計について詳解!
セミナー講師
- セメダイン(株) 技術部 技術グループ 技術統括チーム 矢野 慎吾 氏
- トヨタ自動車(株) 先進技術統括部 GM 岩野 吉宏 氏
トヨタ自動車(株) TCボデー設計部 主任 安達 善之 氏 - NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏(元・ナガセケムテックス(株))
セミナー受講料
1名につき60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
【10:30-12:10】
エポキシ系、変成シリコーン系接着剤の異種材料接着用途への応用
セメダイン(株) 技術部 技術グループ 技術統括チーム 矢野 慎吾 氏
【習得できる知識】
変成シリコーン樹脂系接着剤の特徴ならびに応用技術について
【講座の趣旨】
変成シリコーン樹脂とエポキシ樹脂を混合し、各々の樹脂を硬化させることで変成シリコーン樹脂マトリックス中にエポキシ樹脂ドメインが分散した海島構造が得られる。この技術を応用した靭性に富みかつ耐久性に優れた接着剤を紹介する。
- 異種材料の接着接合について
- 従来の構造用接着剤の特徴
- 異種材料接合としての構造接着
- 当社が取り組む弾性接着からの構造アプローチ
- 弾性接着剤について
- 弾性接着剤の概念
- 弾性接着剤に用いられる樹脂について
- 変成シリコーン系弾性接着剤の特徴
- 変成シリコーン系弾性接着剤のエポキシ樹脂によるハイブリッド化
- エポキシ樹脂によるハイブリッド化の特徴
- エポキシ樹脂によるハイブリッド系の耐久性
- 湿気硬化系の均一速硬化
- 弾性接着剤の構造接着への応用展開
- 高強度、高弾性率化へのアプローチ
- 接着性の向上ならびに耐久性について
- 異種材接合のための硬化システム設計
- 将来のライン設計へのアプローチ
- 熱硬化に代わる硬化系の検討
【質疑応答】
【13:00-14:40】
CFRPを用いたクロージャーパネル開発
トヨタ自動車(株) 先進技術統括部 GM 岩野 吉宏 氏
トヨタ自動車(株) TCボデー設計部 主任 安達 善之 氏
【習得できる知識】
- 車両開発におけるボデー構造設計・生産技術
- 成形&接合技術
【講座の趣旨】
企画・設計・性能・生産における軽量化技術を実プロジェクト開発で事例紹介
- INTRODUCTION
- 開発日程&車両コンセプト(PRIUS PHV&LEXUS LC)
- PRIUS PHVバックドア狙い
- LEXUS LCドア&ラゲージドア狙い
- BODY ENGINEERING
- CFRP開発動向
- マルチマテリアルボデー構造(ドア、バックドア、ラゲージドア)
- 効果(軽量化、部品統合、後方視界、NVH)
- PRODUCTION ENGINEERING
- ボデー工程(SPR、接着)
- 成形工程(C-SMC)
- 今後の課題(部品展開、軽量化材料、Co2削減)
【質疑応答】
【14:50-16:30】
自動車構造接着剤の評価
NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏(元・ナガセケムテックス(株))
【習得できる知識】
- 自動車構造接着剤の要求特性
- 要求特性に対する測定項目
- 測定項目に対する測定法
- 接着界面の分析法
【講座の趣旨】
車体軽量化の必要性からマルチマテリアル設計が一般化してくる中で接着接合は重要な役割を担っている。自動車構造接着剤の評価においては通常の接着剤で行われる強度評価などはもちろんだが、それ以外に自動車構造接着剤でしか行われない特有の評価が行われる。本講義ではそれらの評価法を中心に紹介した後に接着界面の分析法についても簡単に紹介する。
- 自動車構造接着剤の適用例
- ヘミング接着
- マスチック接着
- ダイレクトグレージング
- ウエルドボンディング
- 自動車構造接着剤の評価
- 作業性
- 粘度と貯蔵安定性
- Washout Resistance
- 機械特性
- Impact Wedge Peel
- 油面接着性
- ハット試験
- 疲労試験
- 環境試験
- 耐湿試験
- ヒートサイクル試験
- 耐腐食性
- 作業性
- 接着界面の分析
【質疑応答】