撥水表面、材料の設計と評価技術【Live配信セミナー】
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 薄膜、表面、界面技術 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ZOOMを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
動的ぬれ性評価手法と撥水表面制御手法
セミナー講師
- (国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏
- (国研)物質材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 データ駆動高分子設計グループ グループリーダー 内藤 昌信 氏
セミナー受講料
1名につき55,000円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
<10:00〜14:45>
動的ぬれ性の制御と超撥水/撥油性・高滑液性表面の設計指針
(国研)産業技術総合研究所 穂積 篤 氏
【講演概要】
本セミナーでは、最近、固体表面における液体の除去性能の指標として注目されている動的ぬれ性について、その評価方法、制御技術についての基礎、応用知識の修得を目指す。最新の超撥水/撥油性、高滑液性表面処理技術について、国内外の最新の研究開発動向を紹介するとともに、演者らが取り組んでいる実用的な表面処理技術について、その設計指針と得られる機能について実例(単分子膜、ゲル、ポリマーブラシ、ハイブリッド皮膜等)を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。
- ぬれの基礎
- Youngの式
- 表面張力の定義
- 表面自由エネルギーとは?
- Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
- Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
- CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
- 既存理論を否定する研究事例
- 3相接触線の重要性
- これまでのぬれ性評価法とその問題点
- 静的接触角
- 動的ぬれ性の考え方と測定・制御方法
- 動的ぬれ性とは?
- 動的ぬれ性制御の重要性
- 動的接触角
- 動的接触角の測定方法
- 接触角ヒステリシス
- 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
- 動的ぬれ性(接触角ヒステリシス)制御に関する過去の研究
- 動的ぬれ性(接触角ヒステリシス)を抑制するためのコンセプト
- 動的ぬれ性(接触角ヒステリシス)と滑落性の関係と応用事例
- (超)撥水/撥油処理の国内外の最新研究開発動向
- (超)撥水/撥油性を得るための設計指針
- これまでの(超)撥水/撥油性表面の問題点・課題
- 最近の(超)撥水/撥油性の定義
- (超)撥水/撥油処理の最新研究開発動向
- 高滑液性表面を得るための設計指針と研究事例
- 自己組織化単分子膜
- ポリマー皮膜/ポリマーブラシ
- 有機-無機ハイブリッド皮膜
- 離しょうゲル
- 最近のトピックス、まとめ、質疑応答
<15:00〜17:00>
耐摩耗性・変形耐性を有する超撥水材料の開発
(国研)物質材料研究機構 内藤 昌信 氏
【講演ポイント】
材料表面が水滴を弾く超撥水性は、水滴付着に由来する汚れや凍結、腐食、菌の繁殖を解決する手法として注目されている。
本講演では、ハリセンボンの表皮から着想を得た超撥水材料を開発したので、それを紹介する。
従来材料の欠点であった摩耗や変形への弱さが改善されたことで、耐久性が求められる構造材料などへの適応が期待される。
- 研究背景
- 従来手法の課題
- ハリセンボンの表皮をヒントにした構造の作製
- 開発した表面に液下したときの観察
- 今後の展開