産業用ロボットの市場・最新技術動向と今後
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 機械技術 生産工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
~用途技術、安全(人協働)技術も交え~
★国内外の市場動向、法規・規格から各種最新技術やそのトレンド・アプリケーション技術まで!
★力覚センサ、2次元・3次元ビジョンセンサや複腕制御技術の現場での活用展開とは!?
★今後のロボット技術の展望について、性能・システムインテグレータ・ユーザー等様々な視点から検討します!
講師
三菱電機(株) 機器計画部 主席技師長 守田 裕親 先生
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
ただ単に産業用ロボットの現状最新技術を把握するだけではなく、産業用ロボットの進化と今後の需要を考察する上で、ロボットそのものに関わる方々(ロボット周辺及び関連部材の開発をお考えの方々)、ロボットを活用して設備を開発される方々等、広い範囲の方々に対して、少しでもヒントになる情報をお届けしたい。
○受講対象
産業用ロボットに携わる方(例えば、部品メーカー、ロボット周辺S/Wメーカーの方々等)、及び産業用ロボットを使った自動化設備に携わる方(生産技術、保全管理の方々等)、更には産業用ロボットに興味をお持ちの方等
○受講後、習得できること
最新の産業用ロボット技術とそのトレンド、加えて産業用ロボットを取り巻く現在の状況を把握できる。また、今後・将来の進む方向についてヒントを得ることができる。
セミナー内容
1.産業用ロボットの市場、及び法規・規格の動向
国内ロボット市場とその歴史にもふれ、海外の市場にも目を向ける。
また、最近話題となっている人とロボットの協働作業についても、法と規格(労働安全衛生規則と2号通達、JISB8433とISO10218-1/2等)を交え、解説する。
1)国内ロボット市場について
・出荷推移
・用途・分野別の推移
2)海外ロボット市場について
・日本市場との比較
・産業用ロボットの出荷先の推移
・中国市場等
3) 産業用ロボットにかかわる法規・規格について
・安全のための法規と規格の関係について(全体像)
・労働安全衛生規則と2号通達
・ロボットの安全規格(JISB8433-1/2とISO10218-1/2)
・リスクアセスメントのプロセス・方策と実施タイミング
・人協働について
2.産業用ロボットの最新技術、及びアプリケーション技術の動向
なぜ今各種センサが普及し始めているかを考察し、三菱電機の産業用ロボットの実例を通して、現状の産業用ロボットの最新技術動向(力覚センサ/2次元ビジョンセンサ/3次元ビジョンセンサ応用、複腕制御等)を解説する。
1) なぜ今、センサか
2)力覚センサ
・力覚センサとは
―力覚センサの方式や力覚センサ装備ロボットの構成
・力覚センサを用いたアプリケーション技術
―スティフネス制御(ロボットを柔らかく制御する機能)
―力制御(指定の力を加えて制御する機能)
3)2次元ビジョンセンサ
・2次元ビジョンセンサとは
―主な認識処理機能(パターンマッチング機能・検査機能)
―キャリブレーション
・2次元ビジョンセンサを用いたアプリケーション技術
―産業用ロボットへの接続例
4)3次元ビジョンセンサ
・3次元ビジョンセンサとは
―主な方式と得られる情報
・3次元ビジョンセンサを用いたアプリケーション技術
―産業用ロボットへの接続例
5)複腕制御
・複腕制御とは
―複腕制御を使ったロボットの作業の考察
・複腕制御を用いたそのアプリケーション技術
―協調制御 等
6)その他
―各FA機器との親和性
3.今後の展望
まず、政府が推し進めるロボット普及施策等にふれた後、今後の需要や展望について、直近の話や将来について、講師の思いも込めて説いてゆく。
1)ロボット普及促進に関する施策について
・世界の動き
・RRI(ロボット革命イニシャティブ評議会)、IVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ)他
2)今後の展望
・産業用ロボットの基本性能の視点より
・システムインテグレータの視点より
・エンドユーザの視点より
<質疑応答>