【中止】表面機能設計のために理解しておきたい表面・界面の現象・メカニズムと機能設計事例【Live配信】

44,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 薄膜、表面、界面技術   機械技術一般   光学技術
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

摩擦特性・濡れ性・光学特性を中心に、
その他、抗菌機能・放熱機能等の事例まで
表面・界面現象を解説!

各表面特性の現象・メカニズムから、機能設計の考え方・設計事例、
トップダウン・ボトムアップ両方の加工プロセスまで!

固体表面に目的の機能を付与するために必要な知識・考え方をしっかり理解できる!

セミナー講師

東京都立大学 システムデザイン学部 学部長/教授 工学博士 諸貫 信行 氏   

1981年東京都立大学大学院修士課程修了.工学博士.精密機器に関する研究から最近では微細加工と表面機能に関する研究に従事.日本機械学会,精密工学会,euspen,IEEEに所属。
専門:微細加工と表面機能

セミナー受講料

44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 44,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額22,000円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。

配布資料
・会場受講:製本テキスト
・Live配信受講:製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
  ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
   開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

受講について

※会場受講をご希望の方は、備考欄に【会場受講】とご記入ください。
※【Live配信】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。

【Live配信セミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、リアルタイムでお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・開催当日、S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。

【Live配信セミナー】をご希望の方は、下記受講条件をご確認ください。
(1)S&T会員登録が必須になります(マイページ機能を利用するため)
  映像視聴、各種データのダウンロードなどにS&T会員マイページ機能(無料)を利用します。
(2)動画視聴・インターネット環境をご確認ください
  セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
  必ず、以下の視聴テストおよび視聴環境を事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
   ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】  ≫ 視聴環境

セミナー趣旨

 固体表面にマイクロ/ナノメートルレベルの微細な凹凸を設けたり表面エネルギを調整したりすることで、摩擦特性・濡れ性・光学特性などを調整することができる。しかし、それらの機能を設計するためには理論的な背景やメカニズムを十分に理解する必要がある。併せて、複雑な表面構造を作製するためのプロセス技術についても横断的な理解が重要となる。特にナノメートルレベルの構造作製に際しては、通常の切削やリソグラフィなどのトップダウンプロセスとは異なる「自己組織プロセス」のようなボトムアッププロセスの適用が期待される場合もある。
 本セミナーでは摩擦・濡れ・光学特性に関する機能設計を主なテーマとし、その背景にある理論やメカニズムについて解説するとともに、機能実現の事例を紹介する。さらに、微粒子の自己整列や水熱合成法といったボトムアッププロセスについても概説する。

受講対象・レベル

・加工プロセスに関する予備知識はあるほうが好ましいです。
・力学の基礎知識は必要です。

習得できる知識

・濡れや流動、および摩擦といった複雑な現象を正確にとらえられるようになる。
・機能設計の考え方が理解できるようになる。
・多様な加工プロセスの横断的理解ができるようになる。

セミナープログラム

1.生物に学ぶ表面機能
 (ヤモリの指の付着機能,ハスの葉の撥水機能,蛾の目の無反射機能他)

2.摩擦の調整
 2.1 摩擦に関連する現象・メカニズムと評価
 2.2 事例紹介
  2.2.1 濡れても滑りにくい床構造の設計(触感含む)
  2.2.2 摩擦異方性と応用
  2.2.3 工具すくい面の凝着抑制
  2.2.4 ポリマーグラフトによる人工関節の水和潤滑向上

3.濡れと流動性の調整
 3.1 濡れに関連する現象・メカニズムと評価
 3.2 事例紹介
  3.2.1 微細構造による接触角の調整
  3.2.2 単分子修飾とその適用,濡れ性パターンで油をはじく表面,
  3.2.3 濡れ性パターンで油をはじく表面

4.光・電磁波の調整
 4.1 電磁波に関連する現象・メカニズムと評価
 4.2 事例紹介
  4.2.1 界面反射を抑制するモスアイ構造

5.その他の機能例(抗菌機能,放熱機能 他)

6.プロセスの課題と動向
 6.1 トップダウンプロセス(切削,リソグラフィ他)
 6.2 ボトムアッププロセス
  6.2.1 単結晶シリコンの異方性エッチング
    (ボトムアッププロセスとトップダウンプロセスの組合せ含む)
  6.2.2 微粒子の自己整列
    (応用としての金属アシストエッチング,フラクタル構造とガス応用)
  6.2.3 水熱合成法
    (ZnOのマイクロウニ状構造,チタニアの垂直配向ナノロッド,構造の転写を含む)
  6.2.4 アルミ陽極酸化
    (ボトムアッププロセスとトップダウンプロセスの組合せ含む)

 □質疑応答□