初心者向けセミナーです 第一原理計算入門~原理の把握と実践的な手順、導入の際のポイント~<Zoomによるオンラインセミナー>

第一原理計算の概要から計算手法の種類と手順・環境整備、
計算の注意点やポイント、社内導入に向けた判断材料まで。

導入を検討している方、情報収集をしている方に特におススメです!

①Zoomでの受講が難しい方へ;Zoomを介さず視聴できるライブ配信形式での受講も可能です。
 本形式をご希望の方は申込フォーム備考欄に【ライブ配信希望】とご記入ください。
 Zoomとの同時受講はできません。

②本セミナーは見逃し視聴を選択できます。
 ご希望の方は申込フォーム備考欄に【見逃し視聴希望】とご記入ください。

※備考欄にご記入のない場合は【Zoom・見逃し視聴なし】となります。

セミナー趣旨

 第一原理計算で出来ることは何か、どう活用するのか、それを導入するために考えるべきことは何かを、計算の原理から実践的な手順やノウハウまでを紹介する。

受講対象・レベル

・第一原理計算とはどういうものかを知りたい方
・第一原理計算で出来ることは何かを知りたい方
・第一原理計算あるいは物質科学系の科学技術計算ソフトウェアの導入を検討している方
・スパコンやPCクラスタなどの高性能計算機を利用あるいは導入を考えている方

必要な予備知識

・物質科学に関する学部レベルの物理学や化学、固体物理などの基礎知識があったほうが良いが、無くても可。

■事前に目を通しておくと理解が深まる文献(閲覧必須ではありません)
計算機マテリアルデザイン入門(笠井秀明、赤井久純、吉田博編、大阪大学出版会2005年10月)
バンド理論-物質科学の基礎として(小口多美夫著、内田老鶴圃、1999年7月)
密度汎関数法の発展 マテリアルデザインへの応用(赤井久純、白井光雲編、丸善2011年9月)

習得できる知識

・第一原理計算の概要とそれを学ぶための情報
・その他の物質科学系の科学技術計算ソフトウェアに関する概要
・計算科学を導入する場合に考えるべき事項
・科学技術計算ソフトウェアを利用するための計算機の導入や利用についての情報
など

セミナープログラム

1.物質科学・材料科学におけるシミュレーション
 1.1 物質科学・材料科学におけるシミュレーションの種類
 1.2 第一原理計算の概要
 1.3 いくつかの応用事例
 1.4 シミュレーションは日本が生き残るための必須事項
    ~ICTスキルの向上、人間は同じことを繰り返すと間違える!~

2.密度汎関数理論に基づいた第一原理計算
 2.1 簡単な理論的背景
 2.2 計算手法の種類と特徴~一つの方法で全てのことが出来るのではない!~
 2.3 実際の第一原理計算ソフトウェアとはどういうものか~ソースコードから入手方法まで~
 2.4 具体的計算の手順~入力ファイルから出力ファイルの中身について
 2.5 第一原理計算実施の注意点~“ちゃんと”計算しないと意味がない!~

3.第一原理計算を実施する環境整備~ソフトウェア、PCクラスタからスパコンまで~
 3.1 どんな計算機を用意すべきか~スパコンを使えば何でも出来るのではない!~
 3.2 現在の計算機の動向~スパコンランキングの正しい見方~
 3.3 外部計算機の利用の仕方
 3.4 第一原理計算ソフトウェアのインストール
 3.5 実際に導入する場合のアドバイス

4.第一原理計算を社内に導入すべきか?
 4.1 第一原理計算は社内の研究に必要か?
 4.2 どんなソフトウェアを選ぶべきか?~有名ソフトが必ずしも良いのではない!~
 4.3 誰がやるのか?どうやって学べばよいのか?
 4.4 アカデミアと共同研究をする時のポイント
 4.5 実りある成果を得るために。~餅屋は餅屋に任せつつ、修行もする!?~

■ご講演中のキーワード:
密度汎関数理論、固体物理、計算科学、科学技術計算ソフトウェア、スーパーコンピュータ

セミナー講師

大阪大学 ナノサイエンスデザイン教育研究センター 特任准教授 下司 雅章 先生

■ご略歴:
 金沢大学大学院数理情報科学専攻修了 博士(理学)、National Research Council of Canada研究員、東京大学大学院工学系研究科研究員、大阪大学大学院基礎工学研究科研究員、助手/助教、大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター特任助教、特任講師を経て現在に至る。
■ご専門および得意な分野・研究:
第一原理計算を用いての物性研究、特に高圧物性、スピントロニクス、最近は結晶構造探索法の開発や表面物性の研究を進めている。第一原理計算関連の人材育成およびHigh Performance Computing関連の人材育成も行っている。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
「計算機マテリアルデザインワークショップ」の事務局を10年担当。HPC関連人材育成のための配信講義「計算科学技術特論A/B」を毎年4-7月に配信中。関連書籍「計算科学のためのHPC技術1」、「計算科学のためのHPC技術2」
The Art of High Performance Computing for Computational Science, Vol. 1
The Art of High Performance Computing for Computational Science, Vol. 2

セミナー受講料

【オンライン受講(見逃し視聴無し)1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン受講(見逃し視聴有り)1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

*見逃し視聴有りをご希望の方は、お申込みの際、備考欄に【見逃し視聴希望】とご記入ください。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※Zoomでの受講が難しい方へ;セミナー動画のライブ配信
(ライブエンコーダーを用いた同時ストリーミング配信)です。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。視聴期間内は動画を何度でも再生可能です。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

CAE/シミュレーション   応用物理一般   情報技術

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CAE/シミュレーション   応用物理一般   情報技術

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