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シランカップリング剤 の基礎から使用の勘所 〜効果から反応、特性評価、応用まで〜
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
★好評再開講!様々なシーンで利用されている『シランカップリング剤』を1日速習!
★基礎から表面・界面の分析やそこで起きている現象理解。性能を最大限引き出すための実践的な表面・界面のコントロール技術。最新研究でわかってきた界面の真の姿など。
講師
大阪工業大学 工学部 応用化学科 教授 中村 吉伸 先生
1980年 神戸大学大学院工学研究科修士課程修了。
1983年 神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。学術博士。
1980年~1997年まで 日東電工株式会社勤務。
1997年 大阪工業大学助教授。
2002年より現職。
セミナー開催にあたって
■はじめに:
シランカップリング剤の効果を最大限に高めるためには界面や表面での化学反応,界面で形成されるシランカップリング剤の分子構造を知って使うことが何より重要である。表面や界面のシランカップリング剤の分析技術の現状,およびそこから見えた表面や界面の真の姿を解説する。高性能化のために表面や界面をいかにコントロールすべきか。シランカップリング剤の過去の常識は今や非常識に。これらの理解のために,まずシランカップリング剤の基礎から説明する。
■受講対象者:
シランカップリング剤を扱っている,またはこれから扱う方
■本セミナーで習得できること(一例):
・シランカップリング剤の反応の基礎
・表面,界面のシランカップリング剤の構造を見る手法
・特性向上のためのシランカップリング剤の使い方
・シランカップリング剤の常識と非常識
■前回セミナーを受講された方の声(一例):
・シランカップリング剤の反応原理、表面界面のキャラクタリゼーション、分析法など
知りたいことが基礎から学べました。
・全体を通して興味深いお話ばかりでした。後で勉強できる文献もたくさんご紹介頂き感謝致します。
・非常にわかりやすい進め方で良く理解できました。ありがとうございます。
・TGによる物理吸着と化学吸着の識別のお話が特に興味深かったです。
・インテグラルブレンド法でも性能が出る点、可塑剤としても働くという点が業務に役立ちそうです。
・質問にも丁寧に回答いただき助かりました。
などご好評の声を多数頂いております!
プログラム
1.シランカップリング剤の反応
1-1.加水分解反応
1-2.縮合反応のコントロールが最重要
1-3.無機表面との反応と表面性質の影響
1-4.理想的な表面処理層を形成させるためには?
2.シランカップリング剤による処理層と界面をいかに知るか?
2-1.さまざまなキャラクタリゼーション手法
2-2.ヘアー構造,ネットワーク構造をつくる
2-3.パルスNMRでわかること
3.シランカップリング剤と複合材料
3-1.界面はいかに強化されるか?
3-2.SP値で考える界面
3-3.前処理法(湿式法,乾式法)とインテグラルブレンド法
3-4.インテグラルブレンド法、その知られざる実力
4.最新のトピックス
4-1.本当は界面でこのように反応している(従来の説とは違う)
4-2.反応率(物理吸着分子の量)を知るには
4-3. 超撥水性の表面をつくる
4-4.TG測定からのシランカップリング剤の反応性
4-5. シランオリゴマーの活用
<質疑応答・個別質問・名刺交換>
■ご講演中のキーワード:
加水分解反応,縮合反応,多分子層被覆,パルスNMR,溶解度パラメータ(SP)