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開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 情報セキュリティ/ISO27001 情報技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江戸川区】タワーホール船堀 |
交通 | 【地下鉄】船堀駅 |
これからの量子コンピュータ時代に必要になる暗号技術とは?
基本的な暗号技術の基礎から解説!
情報及びシステムのセキュリティに携わる方、テーマに係る研究に携わる方におススメ!
セミナー講師
東京大学大学院 情報理工学系研究科数理情報学専攻 教授・PhD 高木剛 先生
1995年4月 日本電信電話株式会社NTT研究所
2001年3月 ドイツ・ダルムシュタット工科大学情報科学部助手
2005年4月 公立はこだて未来大学システム情報科学部准教授
2011年4月 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授
2017年4月 東京大学大学院情報理工学系研究科教授
■専門・得意分野
情報セキュリティ、暗号理論、ポスト量子暗号
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー趣旨
暗号技術は我々の生活の様々な場面で利用されて、情報社会の安全性を支えるコア技術として重要性を増しています。例えば、暗号技術がなければ、ネットショッピングで安全に買い物をすることもできませんし、ブロックチェーンを用いた仮想通貨が生まれることもありませんでした。ところが、従来のコンピュータの計算能力を陵駕するといわれる量子コンピュータを用いると、既に普及している暗号技術の安全が脅かされる場合があります。本講演では、量子コンピュータが暗号技術に与える影響に関して解説をおこない、量子コンピュータの時代にも安全に利用できる耐量子計算機暗号の研究開発の現状を説明します。
受講対象・レベル
情報セキュリティに関わる産業界や金融分野の技術者・エキスパート
暗号や量子コンピュータに興味を持つ一般層の方々
習得できる知識
公開鍵暗号技術(RSA暗号や楕円曲線暗号)
スーパーコンピュータによる暗号の安全性評価方法
様々な暗号解読コンテストと暗号解読状況
量子コンピュータに対して安全な暗号方式(格子暗号や多変数多項式暗号)
米国標準技術研究所NISTによる耐量子計算機暗号の標準化
セミナープログラム
1. 暗号技術の基礎
1-1 公開鍵暗号とディジタル署名
1-2 RSA暗号の構成方法
1-3 素因数分解の解読世界記録
1-4 スーパーコンピュータによる安全性評価
1-5 楕円曲線暗号の構成方法
1-6 RSA暗号と楕円曲線の鍵長比較
1-7 進化する暗号解読方法
2. 耐量子計算機暗号
2-1 量子コンピュータによる暗号危殆化
2-2 耐量子計算機暗号とは?
2-3 多変数多項式暗号の構成法
2-4 格子暗号の構成法
2-5 耐量子計算機暗号の実装性能
2-6 暗号解読コンテストと解読状況
2-7 NISTによる耐量子計算機暗号標準化
2-8 暗号分野の2030年問題