「本当に役に立つパテントマップ」のつくり方と戦略的活用法
開催日 |
10:00 ~ 16:50 締めきりました |
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主催者 | 日本アイアール |
キーワード | 知的財産マネジメント 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】日本アイアール(株) 本社会議室 |
交通 | 【地下鉄】四谷三丁目駅・曙橋駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
研究開発者なら必ず知っておきたい
特許情報分析の基本を習得!
セミナー講師
長谷川 公彦 (はせがわ きみひこ)
アイディエーション・ジャパン株式会社CTO
国際認定TRIZプラクティショナー、 (社)発明推進協会 知的財産アドバイザー、
NPO法人日本TRIZ協会理事、 同知財創造研究分科会主査、
TOCICO認定ジョナ、 等価変換創造学会会員
略歴
メーカーにおいて設計・開発業務、特許室長などを歴任。
特許事務所での特許出願・特許調査、知財創造コンサル業務などの活動を経て、
「技術イノベーション支援コンサルティング」を提供するアイディエーション・ジャパンへ入社。
TRIZや各種創造技法に精通しており、技術者向け研修や技術コンサルティング活動を中心に活躍中。
特許から様々な技術課題まで、多数のセミナーで講師を務める「技術者教育/特許教育のエキスパート」です。
演習を取り入れながらの実践的な研修には特に定評があります。
セミナー受講料
27,000円/1名(税別)
セミナー趣旨
技術開発戦略や知財戦略の検討・立案にあたって、いわゆるパテントマップ(特許マップ)を作成・活用することは有効な手段の一つです。しかしながら、多大なコスト(時間)を費やして作成したマップが、結局は「使えない」「役に立たない」という残念な事例は数多くあります。
では、なぜ「使えないマップ」や「役に立たないマップ」が発生してしまうのでしょうか?それは、目的・用途に応じてどのようなマップならば本当に役に立つのかを理解していないからです。特許データをダウンロードして、特許マップ作成ソフトなどを使ってなんとなく表やグラフを作れば「技術開発のヒントが得られる」「知財戦略が立てられる」といったような錯覚・幻想(パテントマップ症候群)に陥ってはいけません。
特許マップ作成のツールについて検討する前に、まずはパテントマップで何が出来るのかを整理し、目的に応じてどのようなマップを作るべきなのかを正しく理解しておくことが重要なのです。このセミナーでは、実践的なグループ演習などを含めながら、貴社の研究開発や知財活動の推進に貢献できる「本当に役に立つパテントマップ」の作り方と活用法を学ぶことが出来ます。
「デキる研究開発者」と言われる方々は、たいてい特許情報も上手に活用しています。特許情報の分析・活用は技術者にとって重要スキルの一つといえるでしょう。このセミナーを通じて、ぜひ基本知識と正しい考え方を身に付けましょう。
受講対象・レベル
研究開発者、設計者
技術者を支援する知財担当者
セミナープログラム
1. パテントマップを作成する目的
利用者別/目的別のパテントマップ
パテントマップから何を見出し、どうしたいのか
2. パテントマップの種類
定量マップと定性マップ
市場参入の可能性を読むためのマップ
競合企業の出願動向を探るためのマップ
市場ニーズの変化を読むためのマップ
注力開発分野を知るマップ
出願人/発明者の状況を知るマップ など
3. 知財戦略とパテントマップ
特許の「群管理」と戦略マップ
パテントマップとマーケットマップとの対比
特許と製品との紐付け
4. 研究開発とパテントマップ
技術開発のテーマを見つける
開発動向を知るためのマップ
穴あき技術を発見するためのマップ
用途開発のためのマップ
解決策のヒントを得るためのマップ
他社特許回避と発明強化のためのマップ など
5. パテントマップ作成の作業工程
6. パテントマップの活用
新しい課題を発見する方法は?
課題(目的)の妥当性の確認
解決手段の妥当性から課題を発見する
技術システムの進化とSカーブ
次世代のコア技術を開発する