ストーリーと実例から学ぶクロスボーダーPMIの実状
開催日 |
14:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | ゼネラルマネジメント 事業戦略 海外事業進出 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】企業研究会セミナールーム |
交通 | 【地下鉄】麹町駅・赤坂見附駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
企業買収後の効果的且つ現実的なPMIの遂行を行うために
セミナー講師
モーゲンスターン国際会計事務所(シカゴ・アムステルダム)代表 村田 幸伸 氏
セミナー受講料
会員:35,200円(本体 32,000円)/一般:38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
セミナー趣旨
日本企業による海外企業の買収が盛んに行われるようになった昨今、買収後のPMI(Post Merger Integration・ポスト・マージャー・インテグレーション)の重要性が増しています。
買収後の経営が現地任せになってしまっては1+1=2の状態から抜け出せず、更にはガバナンスが整う前に現地で大問題が発覚するような事もあります。
経営企画部のM&A精鋭部隊は常に忙しく、次の案件と向き合わなくてはならない事が多いため買収後のPMIまで十分な人員を割く事ができない事も多く、効果的且つ現実的なPMIの遂行は重要課題です。
受講対象・レベル
経営企画部門、法務部門、海外事業部門など関連部門のご担当者
セミナープログラム
1.「日本に従うよ」という英国ジェントルマン社長の驚くべき計画
1)デューディリ、クロージング、PMIと全て協力的でスムーズに進行
参考)デューディリで軽視しがちな最も大事なポイント
2)有能ながら本社とやり合う気迫が感じられない
参考)相手方経営陣が有能であればあるほどの留意点
3)吹き出した不満と同時に顕になった仰天計画
参考)見落としていた大問題とは?
日本式の経営スタイルが欧米企業と不一致な価値観
4)事の顛末と問題の根源
参考)後々彼らから聞いたホンネとは?
経営管理統合前に突き詰めることとは?
2.10年以上前に買収した米国企業が未だに…
1)ガバナンス強化目的で取締役就任
参考)日本企業の海外グループ会社に対するガバナンスの動向
2)徐々に漂ってくる不穏な空気
参考)日本人駐在員の苦労と限界
3)紐解けば解くほど連鎖する購買不正
参考)購買不正の種類と本社に与える影響
4)事の顛末と問題の根源
参考)形式的なPMIの無力さ
時間の経過と共に肥大化&高度化する不正
3.ドバイに消えたマネー
1)FZE(フリーゾーン法人)を日本企業から譲受
参考)欧米グローバル企業がドバイを使う理由
フリーゾーン(経済特区)法人とは?
2)礼儀正しいインド人社長がまさかの横領
参考)任せたことに関してどのレベルまで監視していくか?
3)インソルベント状態の相手から絞り出す損害金回収
参考)キーパーソンの個人的財務状況を把握する方法
4)事の顛末と問題の根源
参考)現地代表者の選任時期と選任前の選択肢
4.反抗期のアメリカン
1)トランプばりの絶好調ゴーイングマイウェイ経営陣
参考)好調なのに経営陣がなぜ保守的になるのかという謎の紐解き
2)日本からのリクエストに尽くNO!
参考)組織関係が機能しない理由
3)嫌われ者取締役の武器はBI(ビジネス・インテリジェンス)
参考)BIで丸裸にするとどう反応するか?
4)事の顛末と問題の根源
参考)業績好調時に陥りがちな雑な経営への修正点
好調時こそ“本社のリード”が重要な理由
5.まとめ
1)全てのケースに共通する醜悪の根源とは?
2)“守る”ための“攻め”の海外ガバナンス
3)海外ガバナンスをリードすべき理由
参考)具体的なスキームとリードすべき役割を例示