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ものづくり革新技法で激論を展開!(2012/07/17配信)
ものづくり革新便り 2012年7月17日号
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Q&Aコーナーに質問を投稿するだけで、何と投稿者企業の広告を1ヶ月間
無料掲載もしくは、クオカードをもれなく進呈しています!
http://www.monodukuri.com/information/detail/11
今号の内容
1.経営工学会MOT研究会報告
2.MPUF-USIT研究会報告
3.専門家ピックアップ
4.掲載記事ピックアップ
5.品質管理学会見学会@富士ゼロックス
6.東北大ベンチャビジネス論無料講座
7.技法解説#32:STPマーケティング
8.書籍紹介「マーケティングマネジメント」P.コトラー著
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づくり革新技法の有効性と活用」を報告しました。10名以上の方が参加し、
課題の見つけ方がポイントではないか?経営者の支援を取り付ける方法は?
サービス業にも展開できるのではないか?手法の定義を明確に、などと貴重
な提言や興味深い議論が時間一杯まで展開されました。
すでに構想に入っている機能もありますが、これらを活かしてシステムを発
展させて参ります。
http://www.geocities.jp/motbukai/event.html
7月13日(金)に品川のMS会議室で開催されたUSIT研究会では、東芝
テックのTさんが社内のTRIZ教育状況について発表して下さいました。
10年ほど前から注目していたものの、08年にアイデア社の指導を受けてから
社内体制を整え、多くの工夫を加えつつ若手中心に教育されています。
技術者を拘束できるのは1日が限界のため、40の発明原理に絞り、座学とグ
ループ演習を組み合わせて、効果を実感できる内容になっていました。
毎回各グループ100~200のアイデアが創出され、集約まで実践しますが、前
処理ながら重要な根本原因分析の取り込みが課題になっているようです。
(1)新たに仲間になった原和彦氏は、松下電工勤務時代から品質工学の有
効性に着目して成果を上げ、退職後は関西研究会の会長を務める傍ら、多く
の企業を指導してきました。辛口ながら技術の本質を突いた指導に定評があ
ります。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/31
(2)國枝麿氏は、在学中より赤尾洋二先生に師事してQFDを企業に展開し、
30年に渡りコンサルティングの力を向上してきました。どう作るかより何を
作るかが重要と言われる今の日本で、QFD効果が活かされる時です。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/19
7月の前半は7件の解説記事と1件の事例を新しく掲載しました。
設計効率化の代表的ツールである直交表を6回に渡って説明した他、今岡氏
はSCMにおけるリードタイムの持つ意味を解説しました。
http://www.monodukuri.com/gihou/
川上成年氏の「森田テック事例」は、中小企業が大手の特許を導入する際の
注意事項を手順を追って解説しています。
http://www.monodukuri.com/jirei/
品質管理学会の主催で富士ゼロックス㈱横浜みなとみらい事業所(R&Dスク
エア)が見学できます。ここではお客様の抱える現状の課題から、新しい
価値を創造しています。
日時は7月24日で学会員以外も参加可能ですが、申込み締切が19日ですので
お急ぎください。
http://www.jsqc.org/q/news/events/index.html#h240724
8月3日(金)~5日(日)の3日間連続10:00~17:00の講座が、何と無料で受講
できます。しかも講師は東北大学MOTの長平彰夫教授です。
場所は東北大学工学部機械系講義棟2Fの機8講義室で、MEMSで有名な江刺
教授のマイクロナノマシニング研究教育センターが、ベンチャー養成の為
に主催するものです。
当日直接参加可ですが、問合せは江刺研究室の中野裕さんまで(Tel.022-
795-6934, Fax 022-795-6935、E-mail nakanoyu@mems.mech.tohoku.ac.jp)
お願いします。
大量情報にさらされ、市場要求の多様化が進んだ現代社会において、一つ
の製品で全市場に対応しようというマスマーケティングは、絶望的と言っ
て良いでしょう。
そこで、市場を分割して狙いどころを絞り、競合とかぶらない自社製品の
立ち位置を明確にすることが重要になっています。
この時のマーケティングの進め方を①セグメンテーション、②ターゲティ
ング、③ポジショニングと名付け、頭文字をとってSTPマーケティングと
呼ばれます。
近代マーケティングの父とも呼ばれるコトラーの代表作の一つで、初版は
40年以上も前ですが、数年に一度大きな改訂毎に内容が充実してきており、
2008年に出版された最新刊は12版になります。日本語訳は3版、7版、10版
と12版のみのようです。
マーケティングの本は数多いのですが、コトラーが唱えたSTPマーケテ
ィングに留まらずそれらのほとんどを本書は包含しており、多くの大学で
教科書として使われています。
1000ページもある分厚い本ですが、事例も豊富であることから、見かけよ
りは読みやすいでしょう。
事例などを簡略化してページ数を約半分にした「基本編」もあります。
http://www.pej-hed.jp/washo/1779.html
最低限の練習時間確保が課題です。