メールマガジン バックナンバー

革新的製品開発の仕組み(2014/05/09配信)

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
□■     ものづくり革新便り2014年5月9日号         □■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□



ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。



2週間前にクラウドファンディング関係者と情報交換しました。
ベンチャーや中小企業が革新的な新製品を開発し販売するのは
一定の資金を必要とし、リスクを伴いますが、
このサービスを利用する事で、その資金が事前に手に入るだけでなく
どれだけ市場に受け入れられるかを知ることができます。



米国では数百億円市場になっており、
日本でも多くのグループが参入しているものの
規模はまだ米国の100分の1とか。



利用する企業が増えることもさることながら、
新しいものに挑戦し、それを支援するという社会風土を
どれだけ醸成できるかがキーポイントのように思います。



小規模な企業から革新的で社会に受け入れられる製品が
たくさん生まれるように、当社でもこの動きを応援してまいります。



ご関心ある方は、熊坂までお問い合わせください。




ところで友人から、このメルマガのリンク先に
社内LANでアクセスできないという指摘がありました。
メールASPサービスのクリックカウント機能を通じて
リンクしているのが厳しい企業のセキュリティで引っかかるようです。
今回はクリックカウントを外してみますので、
これまでダメだった方もお試しください。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



今号の内容
 1.「モノづくりフォーラム」のご案内
 2.新登録専門家のご紹介
 3.メルマガ紹介「お客様の声から売上を簡単に上げる商品の作り方」
 4.新着掲載記事
 5.技法解説#75:新QC7つ道具
 6.共催・協賛セミナーのご案内 
 7.書籍紹介:「おはなし新QC七つ道具」(納谷嘉信)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1┃「モノづくりフォーラム」のご案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  



5月27日午後目黒雅叙園にて、日経ものづくり主催のモノづくりフォーラムが
開催されます。
設計力向上セミナーと調達セミナーの2本立てです。



前者は「技術者の創造力を最大限に引き出す設計環境-コトづくりを支援する
最新ツールの技術・活用・成功事例」と題し、シミュレーション、クラウド、
3Dプリンタといったツールに関する4本の講演からなり、
最近の設計支援状況を知ることができます。



後者は「戦略的調達・購買の実現に向けて」と題し、IT活用、
グローバルといったキーワードに関する講演3本で構成され、
先端の調達購買活動を知ることができます。



無料で参加できますので、関係の方は御検討ください。
 http://ac.nikkeibp.co.jp/nmc/2014sp/




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2┃新登録専門家のご紹介
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 



・先月登録した株式会社近江技術士事務所の近江良和さんは、
工場生産性改善の専門家です。
費用を伴わなずに生産性を25%向上させる独特のプログラムで、
業種・規模を問わずに多くの企業で成果を上げています。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/80



・同じく先月登録した泉特許事務所の泉克文さんは、特許出願・調査は
もちろんのこと、技術・技能の共有・継承の専門家です。
暗黙知を見える化することで、近年大きな問題になっている技術の伝承を
体系的に円滑に進める事支援しています。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/81




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3┃メルマガ紹介「お客様の声から売上を簡単に上げる商品の作り方」
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



現代は「どう作るか」より「何を創るか」が重要な時代と言われます。
ものづくり革新ナビ専門家の石川さんが発行するこのメルマガは、
商品開発、マーケティング領域での気づきや
それを促進するための各種ツール、ノウハウを隔週で配信しています。



企画部門の方だけでなく、開発、設計担当者も
時々はこの方面の話題に触れる事をお勧めします。
http://www.mag2.com/m/0000227723.html




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃4┃新着掲載記事
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



4月後半は、12件の解説と3件の事例を新たに追加掲載しました。



解説:
(1)「ステージゲート法」浪江一公
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/320
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/323
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/329



(2)「技術者のための組織とマーケティング」粕谷茂
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/321
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/326
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/331



(3)「生産管理システム導入の基本」関龍彦
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/322
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/327



(4)「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/324



(5)「“ものづくり”のWebマーケティング」宮本栄治
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/325



(6)「知的財産デューデリジェンスとは」中村大介
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/328



(7)「まとめ生産の損得勘定」近江良和
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/330



事例:
(1)「現地人の忠誠心(フィリピン工場の事例)」松村晴彦
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/98
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/99



(2)「トヨタ自動車とセブンイレブンのSCM」今岡善次郎
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/100



会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されますので、
是非ご登録ください。
 http://www.monodukuri.com/members/login/




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃5┃技法解説#75:新QC七つ道具
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 



QC七つ道具は'60年代末頃から主に生産現場改善で数値統計に使われて
いましたが、全社的品質管理が次第に製造以外にも拡大していくと非数値の
アイテムについても分析、計画するツールが必要になってきました。
そこで日科技連の部会での研究を反映して1977年に、管理者・スタッフの
ために提案されました。
その中身は、親和図法、連関図法、系統図法、マトリックス図法、
アローダイアグラム、PDPC法、マトリックスデータ解析法の七つであり、
品質管理(QC)というよりは、品質改善、業務改善の計画用途で使用されます。
次回から一つずつ説明してゆきます。
 http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/110/




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃6┃共催・協賛セミナー案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 



当社で協賛するセミナーを紹介します。



(1)5月30日「仕事の8割は「段取り」で決まる!」酒井昌昭
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/90



(2)5月15日「マハラノビス・タグチ(MT)システム入門コース」手島昌一
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/12



(3)5月16日「今さら聞けない 技術者のためのマーケティング入門」福島彰一郎
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/89



(4)6月5日「技術人材の成長を加速するアクションラーニング」平木肇
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/86




┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃7┃書籍紹介:「おはなし新QC七つ道具」(納谷嘉信)
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 



日本規格協会の「おはなし科学・技術シリーズ」は、純技術から管理技術、
科学項目まで分かりやさしい解説書を120冊を揃えており、この欄でも
これまで何冊か紹介しています。
本書はイラストや図表を多用して分かりやすさに工夫はあるものの、
7つの各手法をしっかり書き込んでいるほか、7つを組み合わせた事例、
全社推進の方法や注意点まで内容が豊富であり、これ一冊ですべてが
網羅されていると言って良い程です。
新しいプロジェクトを始める際に、計画立案のために一読されることを
勧めます。
 http://www.webstore.jsa.or.jp/lib/lib.asp?fn=/story/sty1_502.htm




┌─┬─┬─┬─┬--------------------------------------
│編│集│後│記│
└─┴─┴─┴─┘



GWの半分は仕事をしていましたが、
天気の良い日に1年ぶりにロードバイクに乗ったところ、
体力の衰えにはがっかりしました。



これは年齢によるものではなく、明らかに運動量の減少によるものです。
スマホ連動型の万歩計を買ってわずかなモチベーションにはなっており、
東京で歩き回ると1万歩を超えますが、
山梨で自宅と事務所を車で往復しただけだと、歩数が3桁に届きません。



来週の定期健康診断で、昨年より数値が悪化していない事を祈ります。
はいはい、祈るより前に運動!